特許
J-GLOBAL ID:200903037112051291

スプライン結合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250109
公開番号(公開出願番号):特開平11-082530
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】軸部材とパイプ部材とのスプライン結合構造において、軸部材に対して曲げ方向の力が作用したときのガタをなくす。【解決手段】パイプ部材20の内スプライン21に、軸部材10の外スプライン11をスプライン結合する。スリット22を有するパイプ部材20先端部を緊締部材41で締め付けて、外スプライン11における基端側と内スプライン21における先端部との間のガタをなくす。また、軸部材10先端の環状溝12に線ばね41を係合させ、その一部によりパイプ部材20の拡管部24の内周面を押し、これにより、軸部材10の外スプライン11の先端部をパイプ部材20の内スプライン21の基端側に押し付けて両者のガタをなくす。軸部材10の異なる2箇所において、緊締部材31、線ばね41によってそれぞれガタがなくしているので、軸部材10は、曲げ方向の力が作用してもがたつかない。
請求項(抜粋):
先端部の外周面に外スプラインが形成された軸部材を、先端部の内周面に内スプラインが形成されたパイプ部材に挿入して嵌合させるスプライン結合構造において、前記外スプラインと前記内スプラインとの間の間隙をなくすための第1の緊締部を、前記外スプラインの基端側に位置する前記内スプラインの先端部近傍に設け、前記外スプラインと前記内スプラインとの間の間隙をなくすための第2の緊締部を、前記内スプラインの基端側に位置する前記外スプラインの先端部近傍に設け、前記第2の緊締部は、前記軸部材の先端部外周面に形成された環状溝と、該環状溝に係合されるとともに、前記パイプ部材に対する前記軸部材の挿入時には前記パイプ部材の内径よりも小さく圧縮され、また前記パイプ部材に対する前記軸部材の挿入後には拡開しようとする弾性力により前記軸部材の先端部近傍の外スプラインを前記パイプ部材の内スプラインに押圧する弾性部材と、を有する、ことを特徴とするスプライン結合構造。
IPC (2件):
F16D 3/06 ,  B62D 1/16
FI (2件):
F16D 3/06 S ,  B62D 1/16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-106127
  • 特開昭62-106127

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