特許
J-GLOBAL ID:200903037112655537

作業車の走行伝動構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-196155
公開番号(公開出願番号):特開平7-047870
出願日: 1993年08月06日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 走行用の無段変速装置を装備した作業車において、無段変速装置を中立位置に操作しての一時停止時に、専用のブレーキを装備せずに機体に制動を掛けることのできる構成を得る。【構成】 無段変速装置1の出力側の伝動系を2系統に並列的に分岐させ、この2つに分岐した伝動系の各々に、前進用の動力を伝達する前進クラッチFCと、後進用の動力を伝達する後進クラッチRCとを備えて、無段変速装置1が中立位置に操作されると、前進クラッチFC及び後進クラッチRCの両方を入り操作して、機体に見掛け上制動が掛かった状態にする。
請求項(抜粋):
エンジンからの動力を、伝動が行われない中立位置と所定の最高速位置との間で無段階に変速操作可能な無段変速装置(1)に伝達し、この無段変速装置(1)の出力側の伝動系を2系統に並列的に分岐させ、この2つに分岐した伝動系の各々に、前進用の動力を伝達する前進クラッチ(FC)と後進用の動力を伝達する後進クラッチ(RC)とを備えて、前記前進及び後進クラッチ(FC),(RC)からの動力を走行装置(24)に伝達するようにして走行伝動系を構成すると共に、人為的に操作される変速操作具(51)が中立位置(N)から前進の高速側に操作されていくと、前記前進クラッチ(FC)が入り操作され後進クラッチ(RC)が切り操作されて、前記無段変速装置(1)が中立位置から高速側に操作されていくように、且つ、前記変速操作具(51)が中立位置(N)から後進の高速側に操作されていくと、前記前進クラッチ(FC)が切り操作され後進クラッチ(RC)が入り操作されて、前記無段変速装置(1)が中立位置から高速側に操作されていくように、前記変速操作具(51)と無段変速装置(1)、前進及び後進クラッチ(FC),(RC)を連係する第1連係手段と、前記変速操作具(51)が中立位置(N)に操作されると、前記前進クラッチ(FC)及び後進クラッチ(RC)の両方が入り操作され、前記無段変速装置(1)が中立位置に操作されるように、前記変速操作具(51)と無段変速装置(1)、前進及び後進クラッチ(FC),(RC)を連係する第2連係手段とを備えてある作業車の走行伝動構造。
IPC (4件):
B60K 41/22 ,  B60K 17/08 ,  F16H 61/16 ,  F16H 59:04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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