特許

J-GLOBAL ID：200903037122950936

固体撮像装置およびその駆動方法

発明者： 小田 和也
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 香取 孝雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-076738
公開番号（公開出願番号）：特開平11-275594
出願日： 1998年03月25日
公開日（公表日）： 1999年10月08日
要約：

【要約】【課題】 色フィルタの配置パターンに制約されず、出力する色の関係をたとえば画素G と画素R, Bに分離してまとめた信号が常に同一の出力先から得られる固体撮像装置およびその駆動方法の提供。【解決手段】 CCD 撮像装置では、奇数列の垂直転送路12a, 12cと偶数列の垂直転送路12b, 12dと、奇数行の水平転送路14a と偶数行の水平転送路14b と、飛越しゲート16を個々の素子とに対応した制御を可能にする配線が行われ、これを受けて予め出力する常に同一の出力先から画素G と画素R, Bの色関係で出力する上での条件を考慮した信号を制御部18で生成し、駆動信号生成部20内のイネーブル駆動信号選択部20b (図示せず)でこれら生成された信号を用いて条件をあらわに発揮する駆動信号を選択生成し、対応する各素子に供給して、水平転送路14a, 14bに読み出す信号が通常の信号読出し処理と同様の感覚で容易に水平転送路14a, 14bからそれぞれ、"GGGG", "RBRB"の色関係で出力される。

請求項（抜粋）：

色フィルタを介して入射光を撮像面に配列された画素で光電変換を行って得られた信号を該画素に隣接して複数の素子が垂直方向に連続形成された垂直転送路に読み出し、該信号を該垂直転送路を介して駆動信号のタイミングに応じて転送して、該垂直転送路と垂直に接続する複数の素子が連続形成された水平転送路に該信号を供給し、該水平転送路から該信号を飛び越させる飛越し手段を介して該飛越し手段と隣接する水平転送路に供給し、これらの水平転送路から該信号を駆動信号のタイミングに応じて出力する固体撮像装置において、該装置は、前記垂直転送路の駆動信号が前記垂直転送路の奇数列と偶数列毎、前記水平転送路の駆動信号が前記水平転送路の奇数行と偶数行毎に供給されるとともに、前記飛越し手段の制御を前記水平転送路の素子毎に行う場合、前記垂直転送路、前記水平転送路、前記飛越し手段の駆動に用いる駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、該駆動信号生成手段の制御とともに、前記垂直転送路の素子および前記水平転送路の素子が配される位置にそれぞれ対応した駆動タイミングならびに前記飛越し手段の位置毎の駆動制御を行う駆動位置制御手段と、該駆動位置制御手段と前記駆動信号生成手段との出力を用いて前記信号を格納する前記垂直転送路、前記水平転送路の素子および前記飛越し手段の動作を手順に対応して選択を行う動作選択手段とを含むことを特徴とする固体撮像装置。

IPC (2件)：

H04N 9/07 ,  H04N 5/335

FI (2件)：

H04N 9/07 A ,  H04N 5/335 P

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭63-278364
  
• 赤外線固体撮像素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-292863   出願人：日本電気株式会社
• 特開昭62-092587