特許
J-GLOBAL ID:200903037125267226

後輪差動制限装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-292348
公開番号(公開出願番号):特開平5-104973
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 後輪差動制限装置に多板クラッチを用いた左右後輪のトルク配分制御において、旋回アクセルオフ時のタックイン現象を未然に防止して安全性等を向上する。【構成】 エンジンブレーキ走行での旋回時に回頭モーメントを生じるような場合には、制御ユニット50で旋回アクセルオフを判断して、リヤディファレンシャル11に設置されるリヤクラッチ28の差動制限トルクを、車体速度と横Gに応じて制御し、左右後輪に作用するエンジンブレーキ力を外輪が大きくなるように移動して旋回方向と逆のモーメントを生じ、このモーメントにより回頭モーメントを減少してタックイン現象を未然に防止する。
請求項(抜粋):
左右後輪のリヤディファレンシャルに多板クラッチの差動制限装置を備え、この差動制限装置の差動制限トルクを制御ユニットにより電子的に制御する制御系において、制御ユニットはエンジンブレーキ走行時に所定の車体速度と横Gを生じて旋回する状態を判断する旋回アクセルオフ判定手段と、旋回アクセルオフ時に旋回状態に応じて差動制限トルクを設定する差動制限トルク設定手段と、差動制限トルクに応じた信号を出力する変換手段とを備えることを特徴とする後輪差動制限装置の制御装置。
IPC (2件):
B60K 23/04 ,  F16H 1/445

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