特許
J-GLOBAL ID:200903037126443583

アクリル酸の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-168218
公開番号(公開出願番号):特開平11-012222
出願日: 1997年06月25日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 アクリル酸二量体およびマレイン酸を含むアクリル酸、特にプロピレンおよび/またはアクロレインの気相接触酸化工程、アクリル酸水溶液としてアクリル酸を捕集する捕集工程、アクリル酸水溶液から共沸蒸留によってアクリル酸を回収する共沸分離工程およびこの共沸分離工程から得られる粗アクリル酸を蒸留して高沸点不純物を除去する高沸点不純物分離塔などの精製工程をへてアクリル酸を製造するプロセスにおいて、高沸点不純物分離塔からのアクリル酸二量体およびマレイン酸を含むアクリル酸留分からアクリル酸を効率よく安定的に回収する。【解決手段】 アクリル酸二量体およびマレイン酸を含むアクリル酸をアクリル酸回収塔に導入し、ここで高純度のアクリル酸を回収し、次いでアクリル酸回収塔の缶液を熱分解槽に導入して、ここでアクリル酸二量体を熱分解する。熱分解槽からの缶液の一部をアクリル酸回収塔に循環する際にアクリル酸回収塔の塔底温度を制御する。
請求項(抜粋):
アクリル酸二量体およびマレイン酸を含むアクリル酸からアクリル酸を回収するに当り、(1)上記アクリル酸二量体およびマレイン酸を含むアクリル酸をアクリル酸回収塔に導入し、塔頂からアクリル酸を留出させて回収し、(2)上記アクリル酸回収塔からの缶液Aを熱分解槽に導入して、缶液A中のアクリル酸二量体を分解し、次いで(3)上記熱分解槽からの缶液Bの少なくとも一部をアクリル酸回収塔に循環することを特徴とするアクリル酸の回収方法。
IPC (3件):
C07C 57/07 ,  C07C 57/05 ,  C07C 57/055
FI (3件):
C07C 57/07 ,  C07C 57/05 ,  C07C 57/055 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭61-035977
  • 特開昭60-038342
  • 特公昭61-035977
全件表示

前のページに戻る