特許
J-GLOBAL ID:200903037128243646

セル数計数方法およびその回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-127043
公開番号(公開出願番号):特開平6-338897
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 セル数の計数を計数時間帯の数に依存せず、かつ少ないハードウエア量で時間帯毎の通過セル数を誤差なく高精度に計数することを目的とする。【構成】 セル数計数回路20は時間帯毎の通過セル数を分離して計数可能とするよう、A,B2面の計数値テーブル11, 12と、その時間帯の計数面を表示する計数面レジスタ(計数面識別子)13を具えている。セル到着時には計数面識別子で示された計数面の計数値を+1する。この識別子の値を書き換えることにより、全論理チャネルに対して同時に計数面を切り替えることができ、論理チャネル毎に分離して論理チャネル番号毎の通過セル数を誤差なく計数可能となる。
請求項(抜粋):
呼を構成する情報を固定長セルに分解し、各固定長セルのセルヘッダ内に呼を識別する論理チャネル番号(VCI)を付与して同一回線上に複数の呼を多重化して転送するATM網で、計数時間帯毎に分離してVCI毎の通過セル数を計数する方法において、VCI毎の通過セル数の値を保持する2面の計数値テーブル(A面,B面)と、現在の計数面Xj を表示する計数面識別子を具え、ここで計数面識別子はAまたはBなる値を取り、所定の計数時間帯jにセルが到着すると、この計数面識別子で示された計数面Xj の当該VCIの計数値テーブルの内容に対応する計数値CA(VCI)(Xj :Aの場合)または計数値CB(VCI)(Xj :Bの場合)を+1する到着処理と、当該VCIの計数値読み取り時に、計数面識別子の値にかかわらず当該VCIに対応するA,B両面の計数値CA(VCI),CB(VCI)を同時に読み取った後に計数値CA(VCI)およびCB(VCI)の値をゼロクリアする計数値読み取り処理、および、計数時間帯jから次の計数時間帯j+1への切り替え時刻tj に計数面識別子の値をAまたはBからBまたはAにそれぞれ書き換えることによりセル到着時の計数面Xj を切り替える計数面切り替え処理を行い、計数時間帯jに計数面AまたはBで計数を開始してから、次の計数時間帯j+1への切り替え時刻に計数面識別子の値をBまたはAにそれぞれ書き換えて計数面を切り替えるまでの同一時間帯の間に上記の計数値読み取り処理を計数中のVCIに対して1回あるいは必要に応じて1回以上行い、計数時間帯jおよび計数時間帯j+1に読み取った計数面Xj の計数値を合算することにより計数時間帯jに到着した全セル数の値を算出することを特徴とするセル数計数方法。
IPC (2件):
H04L 12/48 ,  H04Q 3/00

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