特許
J-GLOBAL ID:200903037131689027
原子炉の防食方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-224187
公開番号(公開出願番号):特開2003-035798
出願日: 2001年07月25日
公開日(公表日): 2003年02月07日
要約:
【要約】【課題】 原子炉構造材料の酸化被膜層において、水素によるECP低下を促進させてSCCの発生および進展を抑制する。【解決手段】 原子炉構造材料(ステンレスまたはニッケル基合金)の表面酸化被膜に、Al、Mg、Mn、またはMoのうち、少なくとも1種の金属を取り込ませる。金属注入時の温度は150°C以下、270°C以上、注入水素量は1運転サイクル中の運転でECPが-230mVvsSHE以下にする。本発明により、原子炉構造材料表面上での水素の酸化反応が活性化し、少量の水素注入でもECPの低下が促進され、原子炉構造材料のSCC発生および進展を従来以上に効果的に抑制できる。
請求項(抜粋):
アルミニウム、マグネシウム、マンガン、またはモリブデンのうちの少なくとも1種以上の金属を含む水溶液を原子炉の炉水に注入し、該金属を前記原子炉のステンレス鋼またはニッケル基合金製構造材料の酸化皮膜に取り込ませ、前記炉水に注入した水素による該構造材料の腐食電位の低下を促進することを特徴とする原子炉の防食方法。
IPC (2件):
G21D 3/08 GDB
, G21D 1/00
FI (2件):
G21D 3/08 GDB G
, G21D 1/00 X
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