特許
J-GLOBAL ID:200903037131722733

布張枠より大きい柄の刺繍加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 等
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220408
公開番号(公開出願番号):特開平10-053951
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 手動操作をうまく利用することで、標準構造の汎用刺繍ミシンを構造変更することなく使用し、布張枠より大きい柄の刺繍加工を行う。【解決手段】 標準構造の刺繍ミシンを使用し、原反Rの一部R1を布張枠4に手動で挟着展張する。運転棒の手動操作で起動した枠駆動装置及び縫製装置により、R1に前記柄の刺繍加工を開始させる。前記柄の刺繍縫目Sが進行したとき、針がR1に刺さった状態で枠駆動装置及び縫製装置が一旦停止する。布張枠4によるR1の挟着展張を手動で解く。再び運転棒の手動操作で臨時起動した枠駆動装置により、布張枠4のみを反布送り方向に戻す。布張枠4に原反Rの次の一部R2を手動で挟着展張する。三たび運転棒の手動操作で再起動した枠駆動装置及び縫製装置によりR2に前記柄の刺繍加工を続行する。
請求項(抜粋):
加工布を挟着展張する布張枠と、布張枠を前後左右に駆動する枠駆動装置と、定位置に設けられた縫製装置と、布張枠より下方に設けられて枠駆動装置及び縫製装置を起動させるための運転棒とを備えた標準構造の刺繍ミシンを使用し、布張枠の内側寸法より大きい柄を加工布に刺繍加工する方法であって、次の(A)乃至(G)の工程を含むことを特徴とする布張枠より大きい柄の刺繍加工方法。(A)前記布張枠に加工布の一部を手動で挟着展張し、(B)前記運転棒を手動操作することで起動した枠駆動装置により布張枠及び加工布を布送り方向へ移動させながら、同じく起動した縫製装置により加工布の一部のうちの布張枠の一方縁付近から前記柄の刺繍加工を開始させ、(C)前記柄の刺繍加工が加工布の一部のうちの布張枠の他方縁付近まで進行したときに、縫製装置の針が加工布に刺さった状態で枠駆動装置及び縫製装置を一旦停止させて、前記柄の刺繍加工を中断させ、(D)前記布張枠による加工布の一部の挟着展張を手動で解き、(E)前記運転棒を手動操作することで臨時起動した枠駆動装置により布張枠のみを反布送り方向に所定移動量だけ戻し、(F)前記布張枠に加工布の次の一部を手動で挟着展張し、(G)前記運転棒を手動操作することで再起動した枠駆動装置により布張枠及び加工布を布送り方向へ移動させながら、同じく再起動した縫製装置により加工布の次の一部に前記柄の刺繍加工を続行する。
IPC (2件):
D05C 9/04 ,  D05B 39/00
FI (2件):
D05C 9/04 ,  D05B 39/00
引用特許:
審査官引用 (16件)
  • 多頭刺繍ミシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-226553   出願人:株式会社バルダン
  • 特開平4-026449
  • 特開平4-096788
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