特許
J-GLOBAL ID:200903037136797707

電子制御装置用の学習値更新装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059082
公開番号(公開出願番号):特開2000-259420
出願日: 1999年03月05日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 制御プログラムを書き換えた際、利用不能な学習値を記憶する電子制御装置だけ、または利用不能な一部の学習値だけを選択的に更新対象として、学習値の更新処理を実行可能な電子制御装置用の学習値更新装置を提供すること。【解決手段】 ECUは、書き換え後の制御プログラム中に含まれる制御プログラム側チェックコードと、学習値を記憶させた時に用いられていた制御プログラムに対応する学習値側チェックコードを比較して、両者の一致不一致をチェックする(S120)。不一致の場合は、前記両チェックコードの関係から、学習値の初期化が必要か否かを判断し(S130)、必要なら学習値を初期化する(S140)。そして、学習値側チェックコードが制御プログラム側チェックコードと一致するように学習値側チェックコードを更新する(S150)。この結果、利用不能な学習値だけが選択的に初期化され、利用可能な学習値は保持される。
請求項(抜粋):
必要に応じて書き換えられる制御プログラムを記憶する制御プログラム記憶手段と、学習値を記憶する学習値記憶手段とを備え、前記制御プログラム記憶手段の記憶する制御プログラムに従って制御対象に対する制御を実行し、その際に得られる可変データを学習値として前記学習値記憶手段に記憶して、その学習値を利用しながら前記制御を実行する電子制御装置を対象にして、前記制御プログラムの書き換えが行われた場合に、前記学習値の更新を実行する電子制御装置用の学習値更新装置において、前記学習値記憶手段に学習値を記憶させる処理を実行した時に用いられていた制御プログラムに対応付けられたチェックコードを記憶する学習値側チェックコード記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段の記憶する制御プログラムに対応付けられたチェックコードを記憶する制御プログラム側チェックコード記憶手段と、前記学習値側チェックコード記憶手段の記憶するチェックコードと前記制御プログラム側チェックコード記憶手段の記憶するチェックコードとに基づいて、前記電子制御装置が前記制御プログラム記憶手段の記憶する制御プログラムに従って前記制御を実行する際に前記学習値記憶手段の記憶する学習値を利用可能かどうかを判断する判断手段と、該判断手段によって前記学習値を利用不能と判断された場合に、該利用不能な学習値を利用可能な学習値に更新するとともに、前記学習値側チェックコード記憶手段の記憶するチェックコードを、前記制御プログラム記憶手段の記憶する制御プログラムに対応付けられたチェックコードに更新する更新手段とを備えたことを特徴とする電子制御装置用の学習値更新装置。
IPC (2件):
G06F 9/445 ,  B60R 16/02 660
FI (2件):
G06F 9/06 420 M ,  B60R 16/02 660 U
Fターム (2件):
5B076BB14 ,  5B076EB01

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