特許
J-GLOBAL ID:200903037149981310

分散自律協調型の応答時間チューニングによる経路選択システム、方法、及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335543
公開番号(公開出願番号):特開平11-168505
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 発信元ノードと発信先ノードの間の要求・応答処理に関し、単位データ長あたりの実応答時間を求めることにより、各経路毎の応答時間を予測し、自律的に最適経路を選択するシステムを提供する。【解決手段】 経路選択システム100は発信元ノードからのサービス要求に対し送信先ノードから応答を受信した際、該実応答時間を算出・記憶する。該システム100はクライアント130毎に応答時間の予測に使われる複数の予測個体(予測パラメータ群)を有し、それらの予測個体を、実応答時間が記憶される度に遺伝的アルゴリズムを用いて、より好適な予測ができる予測個体に成長させる。該システム100は、クライアント130が該サーバ110へサービスを要求する際に、前記予測個体を使用して該サーバ110とデータ通信可能な全ての経路に関して予測応答時間を計算し、予測応答時間が最短の経路を選択し、その経路で該要求を送信する。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのノードを有する複数のシステムがネットワークを介して分散配置される環境において、発信元ノードから送信先ノードに送信されるデータのネットワーク上の経路、及び送信先ノードから発信元ノードに返信されるデータのネットワーク上の経路を選択する経路選択システムにおいて、該送信先ノードのサービスを要求するために、該発信元ノードから該送信先ノードに対してサービス要求メッセージを送信する場合に、該発信元ノードと該送信先ノードとの間を接続可能な各経路について、予測情報を用いて、それぞれ予測応答時間を求め、該予測応答時間が最小となる経路を使用して、該サービス要求メッセージを送信する経路算出手段と、該経路算出手段の該サービス要求メッセージの送信に応じて、少なくとも該送信を行った経路、及び該サービス要求メッセージの要求データ長を含む、そのサービス要求メッセージの送信に関する情報を応答情報として記憶し、該送信先ノードから、該発信元ノードに該サービス要求メッセージに対する応答を受信する場合に、少なくともその応答の応答データ長、及び該サービス要求メッセージの送信時からの応答時間に関する値を含む、その応答の受信に関する情報を更に該応答情報として記憶する応答情報管理手段と、該応答情報管理手段の該応答の受信に応じて、該応答情報に基づいて、該予測情報の内容を更新する予測情報管理手段と、を有することを特徴とする経路選択システム。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  G06F 13/00 351
FI (2件):
H04L 11/20 102 D ,  G06F 13/00 351 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る