特許
J-GLOBAL ID:200903037156744251

熱可塑性ポリウレタン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049332
公開番号(公開出願番号):特開平11-246752
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 適度の強度を有し、伸長後の回復応力が高く、伸長後の残留歪みが小さいのみならず、接着性にも優れたフィルムやシートなどの成形品を製造することができる熱可塑性ポリウレタン組成物、及び成形品の提供。【解決手段】 数平均分子量が500〜8000の高分子ジオール単位、有機ジイソシアネート単位及び鎖伸長剤単位からなる、窒素原子含有率が2.5重量%以下の熱可塑性ポリウレタン(a)、数平均分子量が1500〜5000のポリエステルジオール単位、有機ジイソシアネート単位及び鎖伸長剤単位からなる熱可塑性ポリウレタン(b)、エチレン-α-オレフィン共重合体(c)、並びにビスアミド化合物(d)からなり、成分(a)及び(b)の合計重量に基づいて、成分(a)を40〜80重量%、成分(b)を60〜20重量%、成分(c)を5〜250重量%、成分(d)を0.05〜10重量%の割合で含有する。
請求項(抜粋):
(i)熱可塑性ポリウレタン(a)、熱可塑性ポリウレタン(b)、エチレン-α-オレフィン共重合体(c)およびビスアミド化合物(d)からなる熱可塑性ポリウレタン組成物であって;(ii)前記熱可塑性ポリウレタン(a)が、数平均分子量が500〜8,000の高分子ジオール単位、有機ジイソシアネート単位および鎖伸長剤単位からなり、窒素原子含有率が2.5重量%以下の熱可塑性ポリウレタンであり;(iii)前記熱可塑性ポリウレタン(b)が、数平均分子量が1,500〜5,000のポリエステルジオール単位、有機ジイソシアネート単位および鎖伸長剤単位からなり、窒素原子含有率が2.6重量%以上であり、かつ示差走査熱量測定(DSC)で200〜220°Cの範囲に吸熱ピークを示し、この吸熱ピークから求めた結晶化エンタルピー(ΔH)が2〜15J/gである熱可塑性ポリウレタンであり;そして(iv)熱可塑性ポリウレタン(a)および熱可塑性ポリウレタン(b)の合計重量に基づいて、熱可塑性ポリウレタン(a)を40〜80重量%、熱可塑性ポリウレタン(b)を60〜20重量%、エチレン-α-オレフィン共重合体(c)を5〜250重量%およびビスアミド化合物(d)を0.05〜10重量%の割合で含有していることを特徴とする熱可塑性ポリウレタン組成物。
IPC (5件):
C08L 75/04 ,  C08G 18/66 ,  C08J 5/18 CFF ,  C08K 5/20 ,  C08L 23/08
FI (5件):
C08L 75/04 ,  C08G 18/66 Z ,  C08J 5/18 CFF ,  C08K 5/20 ,  C08L 23/08

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