特許
J-GLOBAL ID:200903037158679260

内燃機関のガス濃度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-368617
公開番号(公開出願番号):特開2003-166973
出願日: 2001年12月03日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 複合型のガス濃度センサの各セルを活性状態に保持するヒータ制御による素子抵抗の経時的変動に伴う所定のセルの検出値を適切に補正すること。【解決手段】 複合型のガス濃度センサ100のポンプセル110とモニタセル120とに対して印加する電圧または電流を所定周期で一時的に切換え、そのときの電圧変化及び電流変化からモニタセル120及びポンプセル110の各素子抵抗が検出される。これらの素子抵抗が所望の目標素子抵抗に一致するようヒータ151への通電が制御され、センサセル130に流れる電流の検出値にてNOx 濃度が逐次検出される。このとき、センサセル130のセンサセル電流Isが他のセルの素子抵抗の変化量等に応じて補正されるため、ガス濃度センサ100のヒータ制御による各セルの素子抵抗の経時的または一時的な変動に伴うセンサセル電流Isを適切に補正することができる。
請求項(抜粋):
チャンバに導入した被検出ガス中の酸素を排出または汲み込むポンプセルと、前記ポンプセルを通過したのちのガスから特定ガス成分の濃度を検出するセンサセルと、前記チャンバ内の残留酸素濃度を検出するモニタセルとを少なくとも有し、各セルを形成する固体電解質の素子抵抗に基づき各セルを活性状態に保持する複合型のガス濃度センサと、前記ガス濃度センサの少なくとも2つのセルに対して印加する電圧または電流を所定周期で一時的に切換え、そのときの電圧変化及び電流変化から各セルの素子抵抗を検出する素子抵抗検出手段と、前記素子抵抗検出手段で検出された各セルの素子抵抗が所望の目標素子抵抗に一致するよう各セルに対応して設けられたヒータへの通電を制御するヒータ制御手段と、前記センサセルに流れる電流を検出し、その検出値から特定ガス成分の濃度を逐次検出するガス濃度検出手段と、前記ヒータ制御手段により所定のセルの素子抵抗が所望の目標素子抵抗に一致するよう制御する際、他のセルの素子抵抗または目標素子抵抗の変化量に応じて、または前記目標素子抵抗が所定範囲外となるとき、前記所定のセルの検出値を補正する補正手段とを具備することを特徴とする内燃機関のガス濃度検出装置。
IPC (4件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/26 361 ,  G01N 27/26 371 ,  G01N 27/416
FI (7件):
G01N 27/26 361 D ,  G01N 27/26 371 B ,  G01N 27/46 327 Q ,  G01N 27/46 327 B ,  G01N 27/46 327 E ,  G01N 27/46 327 G ,  G01N 27/46 331

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