特許
J-GLOBAL ID:200903037161544520
合成開口レーダ画像のオルソ補正装置及びオルソ補正方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
高橋 省吾
, 稲葉 忠彦
, 村上 加奈子
, 中鶴 一隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-071001
公開番号(公開出願番号):特開2007-248216
出願日: 2006年03月15日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】 従来、オルソ補正画像を等間隔の格子でブロック分割し、ブロック毎に、かつ複数の標高の基準面毎に、歪みのモデル式を求めていたため、各格子点で、オルソ補正画像とSAR画像の対応関係を複数の基準面毎に算出する必要があった。又、SARでは、衛星方向に向いた斜面は明るく、逆方向の斜面は暗く撮像される。オルソ補正画像ではこの縮まった明領域は引き伸ばされ、暗領域は縮められるため、SAR画像とオルソ補正画像を比較すると、画像全体の輝度値が保存されなかった。【解決手段】 オルソ補正画像を等間隔の格子でブロックに分割し、ブロックの各格子点において、オルソ補正画像とSAR画像の対応関係の算出を1回に減らすことにより、処理時間の短縮を実現するとともに、輝度の補正を行い、画像全体の輝度値を保存する様にした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
合成開口レーダによるSAR(Synthetic Aperture Radar)画像データ及び地図データ等から取得するGCP(Ground Control Point)データが取得可能な場合に、このGCPの地図座標に対応する上記SAR画像上のGCP位置を読み取りGCP設定情報を出力するGCP設定部と、このSAR画像、及びこのGCP設定情報を入力し、上記GCPのフォアショートニング位置の地図座標を出力するフォアショートニング位置算出部と、上記GCPのフォアショートニング位置の地図座標、及びSAR画像上のGCP位置のファイル座標から、上記地図座標をSAR画像のファイル座標に変換する変換係数を算出する変換係数算出部とを有し、上記GCPのデータを用いて上記地図座標からファイル座標への変換係数を算出する幾何補正処理部と、
上記SAR画像、及び観測対象地域の標高データであるDEM(Digital Elevation Model)データを入力し、格子点の出力ファイル座標を算出する格子点算出部と、上記SAR画像、上記DEMデータ、上記地図座標からファイル座標への変換係数、上記格子点の出力ファイル座標を入力し、格子点のフォアショートニング位置の入力ファイル座標を算出するフォアショートニング位置算出部と、この格子点の出力ファイル座標、及びこの格子点のフォアショートニング位置の入力ファイル座標を入力し、出力ファイル座標を入力ファイル座標に変換する変換係数を算出する変換係数算出部と、上記SAR画像、及びこの出力ファイル座標を入力ファイル座標に変換する変換係数を入力し、上記出力ファイル座標から入力ファイル座標を算出し、入力ファイル座標の輝度値をリサンプリングにより求め、SAR画像とオルソ補正画像の輝度値の補正を行い、オルソ補正画像を出力するリサンプリング処理部とを有し、上記DEMデータの高度を基に、オルソ補正画像の各画素のフォアショートニング量を算出するフォアショートニング歪み補正処理部と、
を備えたことを特徴とする合成開口レーダ画像のオルソ補正装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (17件):
5B057AA14
, 5B057CA08
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057CB08
, 5B057CB12
, 5B057CB16
, 5B057CD12
, 5B057CD20
, 5B057DA16
, 5B057DA17
, 5J070AF08
, 5J070AJ02
, 5J070AK04
, 5J070AK40
, 5J070BE02
, 5J070BE04
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (2件)
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特開平4-244989
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衛星撮影画像のオルソ補正処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-069813
出願人:ヒタチソフトウエアグローバルテクノロジーリミテッド
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