特許
J-GLOBAL ID:200903037170031713

窒素酸化物濃度制御脱硝方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-313518
公開番号(公開出願番号):特開平7-163836
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 頻発するNOx濃度異常警報を防止し、かつ被処理ガスの脱硝反応後の単位時間当たりの平均値のNOx濃度を規制値以下に抑制すること。【構成】 警報器7へインプットするNOx濃度信号がy分(y<60)の移動平均NOx濃度Dであるので、NOx分析計2で測定した瞬時のピークNOx濃度が緩和され、警報の発生頻度が少なくなる。また、x分(x<60)の移動平均NOx濃度Bから、残りの(60-x)分間のNOx濃度制御設定値Cを60分間の移動平均NOx濃度が管理値Aをオーバしないような制御値で運転するため、60分間の平均のNOx濃度の規制値を厳守した運用が可能となる。また、x分間の移動平均NOx濃度が管理値Aをオーバした場合を演算器10で演算し、一時的に過剰量のアンモニアを注入することで、脱硝処理後の被処理ガス中のNOx濃度が異常に高くなることを避けることもできる。
請求項(抜粋):
被処理ガス中にアンモニアを注入して被処理ガス中のNOxの接触還元を行うアンモニア接触還元脱硝方法において、脱硝反応後の被処理ガス中の単位時間以下の所定時間の移動平均NOx濃度を演算し、該移動平均NOx濃度に基づき単位時間から所定時間を差し引いた残りの時間内の脱硝反応後のNOx濃度制御設定値が単位時間当たりの平均のNOx濃度管理値をオーバしない値になるように算出し、該算出されたNOx濃度制御設定値と脱硝反応後の被処理ガス中のNOx濃度の偏差に基づきアンモニア注入量を設定することを特徴とする窒素酸化物濃度制御脱硝方法。
IPC (5件):
B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94
FI (4件):
B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 101 A

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