特許
J-GLOBAL ID:200903037170512550

液圧制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-268012
公開番号(公開出願番号):特開平10-086813
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ液圧制御装置の液圧制御弁において、各ポートを容易に機械加工できるようにして製造コストを低減する。【解決手段】 液圧制御弁本体16の段付の弁穴17内に段付のメインスリーブ18を挿入し、入力ポート39、出力通路41および排出ポート42と入力通路32、出力通路33および第2ドレン通路31b とを連通させ、これらに、液圧供給源、ホィールシリンダおよびリザーバを接続する。メインスリーブ18内にスプール20を嵌装して、弁穴17に比例ソレノイド21を取付ける。スプール20の移動により、ホィールシリンダへの液圧を調整して制動力を制御する。入力通路32および出力通路33の液圧がメインスリーブ18の段部に作用し、メインスリーブ18が比例ソレノイド21に当接して位置決めされる。円筒状のメインスリーブ18の一端部を基準として、各ポートを配置できるので、容易に機械加工でき所望の精度を得ることができる。
請求項(抜粋):
液圧供給源に接続される入力通路とホィールシリンダに接続される出力通路とリザーバに接続されるドレン通路とを有する液圧制御弁本体内にスプールを収容し、マスタシリンダが発生する液圧に基づいて、前記スプールを移動させて前記入力通路およびドレン通路と前記出力通路との間の流路面積を調整することにより、前記ホィールシリンダへ供給する液圧を制御するようにした液圧制御弁であって、前記液圧制御弁本体に、前記入力通路、出力通路およびドレン通路に連通し、内周部が底部側から順に大径となる段付の弁穴を設け、該弁穴内に、外周部が一端側から順に大径となり、側壁に前記入力通路、出力通路およびドレン通路にそれぞれ連通する入力ポート、出力ポートおよび排出ポートを有する段付円筒状のメインスリーブを摺動可能に嵌合し、さらに、該メインスリーブ内に前記スプールを摺動可能に嵌装し、前記メインスリーブの段部の端面が受圧面となるように前記入力通路、出力通路およびドレン通路を配置して、該通路の液圧によって前記メインスリーブを前記液圧制御弁本体の一側に押圧して位置決めするようにしたことを特徴とする液圧制御弁。
IPC (2件):
B60T 15/36 ,  B60T 8/36
FI (2件):
B60T 15/36 Z ,  B60T 8/36

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