特許
J-GLOBAL ID:200903037171405641

磁気セラミック・トロイド複合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-579443
公開番号(公開出願番号):特表2002-528929
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】切削加工する必要性のない、ギャップのあるフェライト・トロイドの生産方法が開示されている。これにより、厳しく管理されたエネルギー貯蔵磁気部品および安定なインダクタの、高度に効率的な生産が可能になる。本発明によるトロイド複合体は、広い範囲の用途を有し、より高価な、また採算性の低い磁気部品を置換えるものとして使用できよう。本発明は、テープ・キャスティングなどの層成形方法を利用して層を形成し、かつ引続いて、これらの層の積み重ねにより形成される、モノリシックな磁性および非磁性セラミック構造体を同時焼成することによって、非磁性のギャップを含む複合トロイドを生産する方法を提供する。トロイドは、最終焼成の前に、積層体から打ち抜かれる。この新規な方法は、極めて適切に管理されたギャップを有する構造体を生産する手段を提供する。
請求項(抜粋):
第1磁性セラミックおよび第1非磁性セラミックを有する、選択された外形寸法および選択された厚さを有する磁気トロイド複合体の製造方法であって、 a)前記第1磁性セラミックに対する前駆体であり、平面を定める複数の第1シートを形成するステップと、 b)前記第1非磁性セラミックに対する前駆体である、少なくとも1つの第2シートを形成のするステップと、 c)複数の第1シートと、前記第1シートの間に少なくとも1つの第2シートとを積層し、前記選択された外形寸法よりも大きい厚さを有するグリーン複合体を形成するステップと、 d)前記グリーン複合体から、グリーン磁気トロイドの前駆体を打ち抜くステップと、 e)前記グリーン磁気トロイドの前駆体をビスク焼成して、ビスク状トロイドを製造するステップと、 f)前記ビスク状トロイドを焼結するステップと、を有することを特徴とする製造方法。
IPC (4件):
H01F 41/02 ,  B28B 11/00 ,  H01F 17/00 ,  H01F 17/06
FI (4件):
H01F 41/02 D ,  H01F 17/00 D ,  H01F 17/06 Z ,  B28B 11/00 Z
Fターム (6件):
4G055AA08 ,  4G055AB01 ,  4G055AC01 ,  4G055AC09 ,  4G055BA14 ,  5E070BA14
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-042513
  • 特開昭54-030414
  • 特開平4-042513
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