特許
J-GLOBAL ID:200903037175374856

車両用チルト・テレスコピック式ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-367263
公開番号(公開出願番号):特開2002-166835
出願日: 2000年12月01日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】【課題】 製造コストの高騰を招来することなく、コマと斜面を利用したロック機構をチルト・テレスコピック式に適用すること。【解決手段】 チルト・テレスコピック締付時には、操作レバー15を介して締付ボルト14を軸方向に締め付けると、一対のコマ11a、11bが内側に移動する。一対のコマ11a、11bは、その一対の斜面13a、13bを略山形状のガイド部材10の一対の斜面9a、9bに沿って上るように近接する結果、両コラム1,2に向かって上方に移動し、一対の接触面12a、12bをインナーコラム1に圧接し、締め付けする。一対のコマ11a、11bは、インナーコラム1とガイド部材10の斜面9a、9bとの間で突っ張ってそれ以上に相互に近接できない状態にあり、一対のコマ11a、11bの外側側面にブラケット4の一対の対向側壁8a、8bをそれぞれ圧接する。
請求項(抜粋):
運転者の運転姿勢に応じて、ステアリングコラムの傾斜角度や軸方向位置を調整する車両用チルト・テレスコピック式ステアリング装置において、インナーコラムに摺動自在に嵌合すると共に、テレスコピック位置調整用の溝部を形成したアウターコラムと、車体側に固定され、これら両コラムの嵌合部を囲うように配設し、一対のチルト調整用溝を形成した一対の対向側壁を有するブラケットと、アウターコラムに固定してブラケットの内側に配設し、斜面を有するガイド部材と、ブラケットの一対の対向側壁のうち少なくとも一方の内側に接触して配設し、アウターコラムの前記溝部を介してインナーコラムに接触可能な接触面、及びガイド部材の斜面に沿って移動可能な斜面を有するコマと、一対のチルト調整用溝とコマを挿通して前記一対の対向側壁を締め付けて両側壁間の間隙を縮小したり、両側壁の締め付けを解除したりするための締付ボルトと、操作レバーの揺動に対応して、前記締付ボルトをその軸方向に締付・解除する締付・解除手段と、を具備することを特徴とする車両用チルト・テレスコピック式ステアリング装置。
Fターム (5件):
3D030DD18 ,  3D030DD26 ,  3D030DD65 ,  3D030DD74 ,  3D030DD76

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