特許
J-GLOBAL ID:200903037175625280

成形と同時に塗装を行う射出成形方法およびその射出成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-032613
公開番号(公開出願番号):特開平6-218765
出願日: 1993年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 成形と同時に塗装を行うことにより成形後の塗装工程を必要とせず省力化でき、しかも成形品の表面欠陥を補修する。【構成】 固定型1は、1個のスプル6eと2個のランナ6dの一方の面および成形品23の表面を形成するためのキャビティ面を備え、可動型2は固定型の2個の前記キャビティ面に対応する成形品23の裏面を形成するためのキャビティ面を備えている。可動型2はそのキャビティ面のうちの前記成形品23の厚肉部23aを形成するためのキャビティ面が塗装ノズル3の開口部3aの端面で形成されている。塗装ノズル3の開口部3aはシリンダ4およびピストン7によって後退および前進される弁棒5により開閉され、前記開口部3aを開き通路3bを介して供給される加圧された塗料を成形品23の厚肉部の裏面側より注入することができる。
請求項(抜粋):
一部に厚肉部を有する成形品を成形するためのキャビティを有し、前記キャビティのキャビティ面のうちの前記厚肉部の裏面側を形成するためのキャビティ面に開口する塗装ノズルを配設した金型を用い、前記金型を型締したのち、前記キャビティへ溶融樹脂を射出充填したのち保圧工程を行う射出成形方法であって、前記保圧工程後の前記成形品を冷却固化させる行程中において、前記成形品の厚肉部にスキン層が形成されるがその内部は溶融している段階で前記金型を微量だけ型開きしたのち、前記塗装ノズルを介して加圧した塗料を注入して、前記厚肉部の裏面のスキン層を破って成形品中に侵入させ、ついで前記厚肉部の表面のスキン層を破って前記成形品の表面とこれに対向するキャビティ面との間に侵入させて塗膜を形成させたのち、再び前記金型を型締することにより圧縮状態下で前記塗膜を乾燥させることを特徴とする成形と同時に塗装を行う射出成形方法。
IPC (7件):
B29C 45/16 ,  B05C 5/00 ,  B05D 7/02 ,  B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56 ,  B29L 9:00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-268615
  • 特開昭62-160216

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