特許
J-GLOBAL ID:200903037179952765

流体式変速機のクラッチピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125905
公開番号(公開出願番号):特開2000-320573
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】流体式変速機のクラッチピストンにおいて、軽量化を図ったうえで、十分な剛性および耐久性を確保できる構造とすること。【解決手段】クラッチシリンダ3の環状空間に軸方向スライド可能に収納される流体式変速機のクラッチピストン11であって、クラッチシリンダ3の環状内壁面で案内される外筒部20を大小2段の段付形状とし、この外筒部20における小径筒部21と大径筒部22との段差寸法について、段付き外筒部20に存在する2つの連接角部A,Bに作用する各応力が許容レベル未満となるように、特定している。これにより、クラッチピストン11を薄肉板材を用いて軽量化を図ったうえで十分な剛性ならびに耐久性を確保できるようになった。
請求項(抜粋):
クラッチシリンダの環状空間に軸方向スライド可能に収納されかつクラッチシリンダの内壁面との間に形成する油圧室の油圧を制御することにより多板クラッチを動力伝達状態と動力伝達遮断状態とに切り替え操作する流体式変速機のクラッチピストンであって、クラッチシリンダの環状内壁面で案内される筒部が、大小2段に形成され、その小径筒部の軸端に径方向に沿う環状板部が一体に連接された形状であり、前記小径筒部の径方向での位置が、油圧印加に伴い前記小径筒部と環状板部との連接角部および大径筒部と環状段壁面部との連接角部に作用する各応力を許容レベル未満にさせる条件を満たす位置に特定されている、ことを特徴とする流体式変速機のクラッチピストン。
IPC (2件):
F16D 25/0638 ,  F16J 15/32 301
FI (2件):
F16D 25/063 K ,  F16J 15/32 301 Z
Fターム (10件):
3J006AB00 ,  3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057CA01 ,  3J057DA18 ,  3J057DA20 ,  3J057GA02 ,  3J057GA11 ,  3J057HH02 ,  3J057JJ02

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