特許
J-GLOBAL ID:200903037181597298
マルチタスクシステムおよびマルチタスクシステムのためのタスク間通信方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川久保 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-241343
公開番号(公開出願番号):特開2002-055832
出願日: 2000年08月09日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】 メッセージ発行タスクおよび動作実行タスクの処理を複雑化させずに、動作処理の実行効率を上げることができるマルチタスクシステムおよびマルチタスクシステムのためのタスク間通信方法を提供することを目的とする。【解決手段】 動作命令をメッセージとして発行するメッセージ発行タスクと、上記メッセージ発行タスクが発行するメセージを受け取り、この受け取ったメッセージに基づく動作を実行する動作実行タスクとを有するマルチタスクシステムにおいて、所定の処理を行うFIFOバッファとメッセージ仲介タスクとを有し、上記メッセージ仲介タスクから受信したメッセージに基づき、上記動作実行タスクが所定の動作を行う。
請求項(抜粋):
動作命令をメッセージとして発行するメッセージ発行タスクと、上記メッセージ発行タスクが発行するメセージを受け取り、この受け取ったメッセージに基づく動作を実行する動作実行タスクとを有するマルチタスクシステムにおいて、上記メッセージ発行タスクが順次発行するメッセージを受信し、この受信したメッセージを複数個格納するFIFOバッファと;上記FIFOバッファにメッセージが存在するか否かを判断したり、上記FIFOバッファに一番長い時間格納されているメッセージを取り出したりあるいはFIFOから取り出さずに参照することができるメッセージ仲介タスクと;上記メッセージ仲介タスクが、上記FIFOバッファに一番長い時間格納されている第1のメッセージを取り出した後、上記FIFOバッファに第2のメッセージが格納されていると判断した場合、上記メッセージ仲介タスクが、上記第2のメッセージを参照し、上記第2のメッセージの少なくとも一部を上記第1のメッセージに含めて、上記実行タスクへ送信するように制御する第1の制御手段と:上記メッセージ仲介タスクが、上記FIFOバッファに格納されている第1のメッセージを取り出した後、FIFOバッファに上記第2のメッセージが格納されていないと判断した場合、上記メッセージ仲介タスクが、上記第1のメッセージを上記実行タスクへ送信するように制御する第2の制御手段と;上記動作実行タスクが、上記メッセージ仲介タスクから受信したメッセージに上記第2のメッセージの少なくとも一部が含まれているか否かを判断し、上記受信したメッセージに上記第2のメッセージの少なくとも一部が含まれている場合、上記動作実行タスクが、上記第1のメッセージと上記第2のメッセージとに基づく動作を実行するように制御する第3の制御手段と;上記動作実行タスクが、上記メッセージ仲介タスクから受信した上記メッセージに上記第2のメッセージの少なくとも一部が含まれているか否かを判断し、上記受信したメッセージに上記第2のメッセージが一切含まれていない場合、上記動作実行タスクが、上記第1のメッセージのみに基づく動作を実行するように制御する第4の制御手段と;を有することを特徴とするマルチタスクシステム。
Fターム (6件):
5B098GA04
, 5B098GB09
, 5B098GB13
, 5B098GC17
, 5B098GC18
, 5B098GC19
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