特許
J-GLOBAL ID:200903037182212438

排気浄化装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 恒光 ,  大塚 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-047537
公開番号(公開出願番号):特開2005-240566
出願日: 2004年02月24日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】ディーゼルエンジン側の難しい運転制御を行うことなく、NOx吸蔵還元触媒の硫酸塩による被毒劣化を防止でき、NOx吸蔵還元触媒によるNOx浄化率の低下を回避し得、且つその寿命延長を図ることができ、更に、パティキュレートフィルタからのサルフェート脱離、並びにNOx吸蔵還元触媒からの硫酸塩と硝酸塩の分解放出を必要最小限のHCの添加により効率良く確実に行い得る排気浄化装置の制御方法を提供する。【解決手段】排気管9途中にパティキュレートフィルタ12とNOx吸蔵還元触媒11とNOx吸蔵還元触媒11を迂回するバイパスライン17とを設け、その分岐部に切換弁18を設け、NOx吸蔵還元触媒11の入側にHC添加装置19を設け、パティキュレートフィルタ12の昇温制御、切換弁18の切換、HC添加装置19によるHC添加制御等を適宜行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンからの排気ガスが流通する排気管途中に配設されるパティキュレートフィルタと、該パティキュレートフィルタより下流側の排気管途中に配設されるNOx吸蔵還元触媒と、前記パティキュレートフィルタを通過した排気ガスをNOx吸蔵還元触媒を迂回させて下流側へ流通させるバイパスラインと、前記パティキュレートフィルタを通過した排気ガスをNOx吸蔵還元触媒側或いはバイパスライン側のいずれかに導くよう切換可能な切換弁とを備えた排気浄化装置の制御方法であって、 パティキュレートフィルタへのサルフェートの溜まり量が許容値を超えた場合に、パティキュレートフィルタの昇温制御を行い、パティキュレートフィルタの温度がサルフェート脱離開始温度より高くなった時点で、切換弁をバイパスライン側へ切り換え、前記パティキュレートフィルタの温度が前記サルフェート脱離開始温度より高い温度規定値を超えてから所定時間経過後、切換弁をNOx吸蔵還元触媒側へ切り換えると共に、該NOx吸蔵還元触媒より上流で排気ガス中にHCを添加し、NOx吸蔵還元触媒を通過する排気ガスの酸素濃度が濃度規定値より低下し所定時間経過した時点で、前記パティキュレートフィルタの昇温制御を中止し、切換弁をバイパスライン側へ切り換え、且つ前記HCの添加を中止し、前記酸素濃度が前記濃度規定値より高い濃度規定値を超えた時点で切換弁をNOx吸蔵還元触媒側へ切り換えることを特徴とする排気浄化装置の制御方法。
IPC (6件):
F01N3/24 ,  B01D53/94 ,  F01N3/02 ,  F01N3/08 ,  F01N3/20 ,  F01N3/36
FI (9件):
F01N3/24 E ,  F01N3/02 301B ,  F01N3/02 321A ,  F01N3/08 B ,  F01N3/20 E ,  F01N3/20 P ,  F01N3/36 C ,  B01D53/36 103B ,  B01D53/36 103C
Fターム (57件):
3G090AA03 ,  3G090AA06 ,  3G090BA01 ,  3G090CA02 ,  3G090CB25 ,  3G090EA01 ,  3G090EA02 ,  3G091AA10 ,  3G091AA18 ,  3G091AA28 ,  3G091AB06 ,  3G091AB09 ,  3G091AB13 ,  3G091BA11 ,  3G091BA14 ,  3G091CA12 ,  3G091CA18 ,  3G091CB02 ,  3G091DA10 ,  3G091DB10 ,  3G091EA08 ,  3G091EA17 ,  3G091EA34 ,  3G091FB01 ,  3G091HA16 ,  3G091HA18 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  3G091HA42 ,  3G091HB03 ,  4D048AA06 ,  4D048AA14 ,  4D048AB01 ,  4D048AB02 ,  4D048AB07 ,  4D048AC02 ,  4D048BB02 ,  4D048BB14 ,  4D048BC01 ,  4D048BD02 ,  4D048CC26 ,  4D048CC32 ,  4D048CC34 ,  4D048CC47 ,  4D048CD05 ,  4D048CD08 ,  4D048DA01 ,  4D048DA02 ,  4D048DA08 ,  4D048DA10 ,  4D048DA20 ,  4D048EA04 ,  4D058JA32 ,  4D058MA41 ,  4D058MA52 ,  4D058SA08 ,  4D058TA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 排気浄化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-130848   出願人:日野自動車株式会社
審査官引用 (1件)

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