特許
J-GLOBAL ID:200903037191608786

鋼の連続鋳造用タンディッシュ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 萩原 康司 ,  金本 哲男 ,  亀谷 美明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-059531
公開番号(公開出願番号):特開2006-239746
出願日: 2005年03月03日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】 鋳片内のアルミナ系介在物を低減して鋳片清浄度を向上するために,鋼の連続鋳造時に用いるタンディッシュにおいて,アルミナ系介在物を効率良く除去する。【解決手段】 鋼の連続鋳造におけるタンディッシュ3であって,取鍋からの注入部2と鋳型への流出口4との間に複数の堰9,10を有し,当該隣り合う堰9,10の一方の堰9は溶鋼浴の高さ方向の上部の片側の側壁方向のみ溶鋼が流通可能な開口部9aを有し,他方の堰10は溶鋼浴の高さ方向の下部の前記開口部9aと反対の側壁方向に開口部10aを有すると共に,それぞれの堰9,10の開口部9a,10aの幅wと高さhが適性条件式を満たすことを特徴とする連続鋳造用タンディッシュである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鋼の連続鋳造におけるタンディッシュであって,取鍋からの注入部と鋳型への流出口との間に複数の堰を有し,それら複数の堰のうちの少なくとも2枚の隣り合う堰の一方は溶鋼浴の高さ方向の上部の片側の側壁方向のみ溶鋼が流通可能な開口部を有し,他方の堰は溶鋼浴の高さ方向の下部の前記開口部と反対の側壁方向のみ開口部を有すると共に,それぞれの堰は下記(1)式および(2)式を満たすことを特徴とする連続鋳造用タンディッシュ。 1/6≦w/W≦2/5 (1) -(5/4)・(w/W)+17/24≦h/H≦3/4 (2) ここで, W:タンディッシュ溶鋼湯面の幅, H:タンディッシュ溶鋼湯面の深さ, w:堰の溶鋼に浸漬している部分の開口部の幅, h:堰の溶鋼に浸漬している部分の開口部の高さ
IPC (1件):
B22D 11/10
FI (2件):
B22D11/10 310G ,  B22D11/10 310F
引用特許:
出願人引用 (1件)

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