特許
J-GLOBAL ID:200903037193978530

等速ジョイント部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-064187
公開番号(公開出願番号):特開2002-266031
出願日: 2001年03月08日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 冷間鍛造性、被削性などを阻害することなく、静的強度、ねじり疲労強度、転動疲労強度に優れた等速ジョイント部品の製造方法を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.13〜0.22%、Si:0.03〜0.15%、Mn:0.4〜0.9%、S:0.005〜0.020%、Cr:0.85〜1.25%、Mo:0.10〜0.25%、Al:0.005〜0.05%、Ti:0.05〜0.20%、B:0.0005〜0.0050%、N:0.01%以下、1.7%≦Mn+Cr+Mo≦2.2%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼を圧延または鍛造後、再びAc1変態点〜800°Cに加熱後、730°C〜700°Cの範囲を徐冷する球状化焼なましにより硬さ65〜75HRBとし、その後浸炭温度950°C〜1050°C、浸炭時のCP1.0%〜2.0%、浸炭後焼入れ前までに少なくとも1回600°C以下へ冷却し、焼入温度830°C〜870°C、焼入油温度50°C〜140°C、浸炭後の表面炭素濃度1.0〜2.5%の高濃度浸炭を行う。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.13〜0.22%、Si:0.03〜0.15%、Mn:0.4〜0.9%、S:0.005〜0.020%、Cr:0.85〜1.25%、Mo:0.10〜0.25%、Al:0.005〜0.05%、Ti:0.05〜0.20%、B:0.0005〜0.0050%、N:0.01%以下、1.7%≦Mn+Cr+Mo≦2.2%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなり、圧延または鍛造後、再びAc1変態点〜800°Cに加熱後、730°C〜700°Cの温度範囲を15°C/時間以下の速度で徐冷する球状化焼なましを行い、球状化焼なまし後の硬さを65〜75HRBとした鋼を用い、その後浸炭温度950°C〜1050°C、浸炭時のカーボンポテンシャル1.0%〜2.0%とし、浸炭後焼入れ前までに少なくとも1回600°C以下へ冷却する浸炭パターンで、焼入温度830°C〜870°Cとし、焼入油温度50°C〜140°Cとして、浸炭後の表面炭素濃度1.0〜2.5%である高濃度浸炭を行うことを特徴とする冷間加工性、静ねじり強度、ねじり疲労強度および転動疲労強度に優れた等速ジョイントなどの部品の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/40 ,  F16D 3/16 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/32
FI (4件):
C21D 9/40 A ,  F16D 3/16 Z ,  C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/32
Fターム (18件):
4K042AA23 ,  4K042BA01 ,  4K042BA04 ,  4K042BA05 ,  4K042CA02 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA12 ,  4K042DA01 ,  4K042DA03 ,  4K042DA06 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DD02 ,  4K042DE04 ,  4K042DE05 ,  4K042DE06

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