特許
J-GLOBAL ID:200903037201572629

少なくとも1つのアンモニウムアルキル基で置換された2,2’-ビピリジン リガンドを有する遷移金属コンプレックス、それらの製造方法およびレドックス メディエータとしての使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341237
公開番号(公開出願番号):特開平6-263781
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 リガンドの少なくとも1つが4,4′位で少なくとも1つの第4級アンモニウムアルキル基で置換されている3つの双歯状リガンドを有する遷移金属コンプレックスであって、その際該コンプレックスは一般式具体的には、例えば(R5からR8は同一または異なっていることができ、水素、またはヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはアミノ基等を表わし;Mは鉄、ルテニウムまたはオスミウムのような遷移金属を表わし;XはCl-,PF6-,Br-,BF4-のような陰イオンを表わす。)を有するこを特徴とする遷移金属コンプレックス。【効果】 これらのコンプレックスは、生物学的または生理学的液体中のグルコースの濃度測定に特に有用である。
請求項(抜粋):
リガンドの少なくとも1つが4,4'位で少なくとも1つの第4級アンモニウムアルキル基で置換されている3つの双歯状リガンドを有する遷移金属コンプレックスであって、その際該コンプレックスは一般式【化1】(式中、R1、R2およびR3は同一または異なっていることができ、 そしてそれぞれ1から5個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基を表わすかまたは隣接する窒素原子と一緒になって5から7個の炭素原子を有する複素環基を表わし; 「alk」は1から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキレン基を表わし; R4からR8は同一または異なっていることができ、水素、またはヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたは第1級、第2級若しくは第3級アミノ基または-alk-N+(R1R2R3)(式中、「alk」、R1、R2およびR3は上記で示された意味を有する)を表わし; Mは鉄、ルテニウムまたはオスミウムのような遷移金属を表わし; XはCl-、PF6-、Br-,BF4-のような陰イオンを表わし、そしてnはリガンドおよび遷移金属の陽電荷数に相当する整数である)を有することを特徴とする遷移金属コンプレックス。
IPC (10件):
C07F 15/00 ,  C07D213/22 ,  C07D213/38 ,  C07D213/68 ,  C07D213/73 ,  C07D213/74 ,  C07F 15/02 ,  C12Q 1/26 ,  C12Q 1/54 ,  G01N 27/327

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