特許
J-GLOBAL ID:200903037208736228

生体磁気データ表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-110877
公開番号(公開出願番号):特開平10-295661
出願日: 1997年04月28日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 関連する情報を容易に探察することができる生体磁気データ表示装置を提供する。【解決手段】 被検体の関心部位からの生体磁気を磁束計内の複数の磁気センサで個別に検出して得た生体磁気データと検出した磁気センサの位置情報と画面表示情報との関連付けを行い、記憶手段に記憶する(S1〜S2)。この記憶された情報に基づき波形および波形強度分布を表示装置に表示し、指示手段により前記波形または波形強度分布内の指標点を指定する(S3〜S4)。この指定された波形または指標点に関連付けされた画面表示情報を記憶手段から呼び出し、予め指定された値に変更して再度、記憶装置に記憶するので、この変更された画面表示情報に関連する波形および指標点は同一の表示状態となり、他の波形や指標点に比べて強調された表示になる(S5〜S6)。この強調された表示を見るだけで容易に関連する情報を探察することができる。
請求項(抜粋):
被検体の関心部位の生体活動電流源から生じる微小磁界を、磁束計内に配備された複数個の磁気センサで個別に検出し、この検出した生体磁気データを各磁気センサに対応する表示位置に波形表示する全波形表示部と、前記全波形表示部の各波形表示を個別に拡大表示する個別波形表示部と、前記磁束計内に配備された磁気センサの位置に対応する表示位置に磁気センサの位置情報を含む指標点を配置し、各指標点における磁気センサで検出される生体磁気データの波形強度に応じて等圧線状に色分けして波形強度分布を表示する波形強度表示部とを備えた生体磁気データ表示装置であって、(a)前記生体磁気データを検出した磁気センサごとに、磁気センサ位置情報と、生体磁気データであるX成分波形情報とY成分波形情報とZ成分波形情報と、表示の形態を定める画面表示情報とが関連付けされて記憶される記憶手段と、(b)前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記全波形表示部、前記個別波形表示部、前記波形強度表示部にそれぞれ波形または指標点を表示する表示手段と、(c)前記全波形表示部、前記個別波形表示部、前記波形強度表示部に表示されている波形または指標点の何れかを指定する指示手段と、(d)前記指示手段によって指定された波形または指標点に関連付けされた画面表示情報を前記記憶手段から呼び出し、この画面表示情報を予め指定された値に変更することで、前記指定された情報に関連する波形及び指標点を強調表示する画像処理手段とを備えたことを特徴とする生体磁気データ表示装置。

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