特許
J-GLOBAL ID:200903037224847773

水力発電所の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043665
公開番号(公開出願番号):特開2000-240556
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 サージタンクの小型化を可能にし、電力負荷が急速に変動した場合においてもサージタンクの水位上昇を生じることなく水車発電機を運転制御可能な水力発電所の運転制御装置を提供する。【解決手段】 水車またはポンプ水車(10)の水入口部の水圧を所定期間(Δst)毎にサンプリング測定しサンプリング水圧値(Hp)を求めるサンプリング水圧測定手段(9)と、サンプリング水圧値の所定期間における平均水圧値(Hm)を求めるとともに、サンプリング水圧値の平均水圧値との水圧偏差値を所定期間に渡って積分した偏差積分値を求める演算手段(20)と、平均水圧値を所定平均値と比較するとともに偏差積分値を所定積分値と比較する比較手段(30)と、緩慢応答定数と急速応答定数とを有する水車調速機の運転定数を、比較手段による比較結果に基づき平均水圧値が所定平均値を越えるとともに偏差積分値が所定積分値を越えるときに、急速応答定数から緩慢応答定数へ切り替える運転定数切り替え手段(40)と、を備えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
上池の下流側のサージタンクから水圧管で水車またはポンプ水車へ水が供給され水車調速機を介して水車発電機を運転制御する水力発電所の運転制御装置であって、前記水車またはポンプ水車の水入口部の水圧を所定期間毎にサンプリング測定しサンプリング水圧値を求めるサンプリング水圧測定手段と、前記サンプリング水圧値の所定期間における平均水圧値を求めるとともに、前記サンプリング水圧値の前記平均水圧値との水圧偏差値を所定期間に渡って積分した偏差積分値を求める演算手段と、前記平均水圧値を所定平均値と比較するとともに前記偏差積分値を所定積分値と比較する比較手段と、緩慢応答定数と急速応答定数とを有する前記水車調速機の運転定数を、前記比較手段による比較結果に基づき前記平均水圧値が所定平均値を越えるとともに前記偏差積分値が所定積分値を越えるときに、前記急速応答定数から前記緩慢応答定数へ切り替える運転定数切り替え手段と、を備えることを特徴とする水力発電所の運転制御装置。
IPC (4件):
F03B 15/06 ,  F03B 15/04 ,  G05B 11/36 507 ,  G05D 9/12
FI (4件):
F03B 15/06 ,  F03B 15/04 H ,  G05B 11/36 507 C ,  G05D 9/12 B
Fターム (29件):
3H073AA12 ,  3H073BB04 ,  3H073BB34 ,  3H073CC08 ,  3H073CD03 ,  3H073CE06 ,  3H073CE27 ,  5H004GA16 ,  5H004GA31 ,  5H004GB06 ,  5H004HA05 ,  5H004HB03 ,  5H004KA12 ,  5H004KA34 ,  5H004KB02 ,  5H004KB04 ,  5H004KB06 ,  5H004KC32 ,  5H004KC56 ,  5H309AA03 ,  5H309BB03 ,  5H309BB11 ,  5H309CC09 ,  5H309DD04 ,  5H309EE03 ,  5H309FF01 ,  5H309GG03 ,  5H309HH01 ,  5H309HH02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭49-072537
  • 特開昭49-085520
  • 特開昭59-192868
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-072537
  • 特開昭49-085520

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