特許
J-GLOBAL ID:200903037230904126
透析濾過装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷山 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056423
公開番号(公開出願番号):特開平6-245996
出願日: 1993年02月22日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】〔目的〕HDFタイプの高能率な装置を簡単に構成し、且つ溶液補給に従来使用していた置換液が高価であることに鑑みて、該置換液を使用することなく同成分の透析液を補給するようにした透析濾過装置を提供する。〔構成〕給液側計量チャンバと排液側計量チャンバの各右容室と左容室に対する三方弁の切り替え時間差によって水分の除水量と透析液の注入量との計測を行い、この計測結果に基づいて排液回路に設けた陰圧ポンプのバイパス回路中のオートバルブの開閉及びその動作時間で透析器に対する陰圧と陽圧とを自動的に交互に発生するようにして、上記除水量と注入量とを自動制御することにより、これら除水量と注入量との差を体外に引き出す水分量として排出し、この際同時に血液中の老廃物を除去するようにした。
請求項(抜粋):
容器内に収容した半透膜を介して、流通せられる血液を透析液に接触することにより該血液を浄化するようにした透析器と、体外に取り出した血液を前記透析器に導く動脈回路と前記透析器から流出した血液を体内に導く静脈回路とを備えた血液回路と、前記動脈回路内に接続され前記血液回路内の血液を流通させる血液ポンプと、前記透析器に透析液を一定流量で給送するようにした給液回路と、該透析器から流出した透析液を排出する排液回路とを備えた装置において、前記給液回路には透析液の給液量を測定する流量計を設け、前記排液回路には透析液の排液量を測定する流量計と陰圧ポンプとを設け、該陰圧ポンプの前後流路にはオートバルブを介装したバイパス回路を接続し、前記2ケの流量計により前記透析器への給液量と排液量とを測定することによって該透析器における除水量と注入量とを計測し、その計測結果によって前記オートバルブの開閉を自動調節して前記陰圧ポンプの吸引量を制御することにより、前記透析器の血液圧に対して所定の陰圧と陽圧とを繰り返し発生させるようにしたことを特徴とする透析濾過装置。
IPC (2件):
A61M 1/14 351
, A61M 1/14 357
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