特許
J-GLOBAL ID:200903037237072541
血液処理システム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山崎 行造 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-513451
公開番号(公開出願番号):特表平11-511686
出願日: 1995年10月10日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】本発明は、ある容量範囲の生物流体を採集しかつ遠心分離するロータ2a-2eを提供する。同ロータは、流体が遠心分離される可変容積処理室30の少なくとも一部を定める弾性不透過隔壁31を含む。ロータは、チャックによって保持されて回転される、隔壁が取付けられる剛取付け部材28を含む。この剛取付け部材は、弾性隔壁と共に該室を定める境界壁10を含むのが望ましい。境界壁は、処理室の外周まで延びるほぼ無穴円形壁であり、望ましくは回転軸に近接する1つの穴を定め、処理室と流体連通するように導管13、83、93、163、165、188がその穴を貫通するように設けてもよい。ロータは、室から出て導管内に入る流体の流れを制御する別個の構造体40、190、244を含んでもよい。望ましい実施形態においてこの出口構造体は、処理室内において剛境界壁に近接して取付けられる穴あき剛壁、すなわち、板40である。代わりの実施形態において、処理室から導管への流れを制御する出口制御構造体は、少なくとも1つ、望ましくは、1組の管190を含み、各管が室と導管との間の流体連通を与えてもよい。望ましい一実施形態において境界壁の溝244は、出口制御構造体として用いてもよい。
請求項(抜粋):
1 ロータを保持すると共に回転させる手段を有する遠心分離機システムで用いるロータであって、 該回転手段によって保持されかつ回転される剛取付け部材と、 該剛取付け部材と共に回転するように該剛取付け部材に取り付けられる弾性隔壁であって、該隔壁が可変容量の室を定めると共に該剛取付け部材が該室と流体連通する導管を定める弾性隔壁とから成るロータ。2 該導管が貫通する固定部分と、 該ロータの回転軸線の回りに設けられる、該剛取付け部材及び該固定部分間を密封する回転シールであって、該剛取付け部材が、該固定部分及び該ロータの回転軸線の回りに取り付けられ、該取付け部材が該回転手段によって保持されかつ回転されるように構成される回転シールとをさらに含む、請求項1のロータ。3 該室から該導管内へ流出する流体の流れを制御する出口制御手段をさらに含む、請求項1又は2のロータ。4 該出口制御手段が、該処理室のある点から他の点まで延びる該導管と流体連通するチャンネルを定めるチャンネル壁を含み、該隔壁が該チャンネルをふさぐのを防止するように、該チャンネル壁が、互いに十分密接して隔置される、請求項3のロータ。5 該剛取付け部材が、無穴境界壁を含み、該出口制御手段が該境界壁の内側上のチャンネル壁を含み、該チャンネル壁が、該無穴境界壁の内部にチャンネルを定める、請求項3のロータ。6 該出口制御手段が、該室内に設ける穴あき剛内壁を含む、請求項3のロータ。7 該剛取付け部材が、境界壁を含み、該境界壁が、剛性であると共に無穴であり、該穴あき内壁が、該境界壁に近接して取り付けられる、請求項6のロータ。8 該出口制御手段が、該室の外周まで延びる、請求項5及び7のいずれか1つのロータ。9 該出口制御手段が、該室内の異なる各点と該導管との間に流体連通を与える、請求項8のロータ。10 該境界壁が、該室の外周まで延びる、請求項5及び7-9のいずれか1つのロータ。11 該境界壁が、円周部分を含み、該室及び該隔壁が、該円周部分の内部に設けられる、請求項10のロータ。12 該境界壁が、該室の頂部を定め、該隔壁が、該境界壁の周辺に近接して取り付けられる、請求項5及び7のいずれか1つのロータ。13 該境界壁の円周の回りに取り付けられる外殻をさらに含み、該外殻及び該境界壁が、くぼみを定め、該隔壁が該くぼみ内に設けられる、請求項10及び12のいずれか1つのロータ。14 該外殻がしんを含む、請求項13のロータ。15 該出口制御手段が、少なくとも1つの管を含み、該管が、該室と該導管との間の流体連通を与える、請求項3のロータ。16 該出口制御手段が、一組の管を含む、請求項3のロータ。17 遠心分離されていない流体が第2導管を通して該室へ入るように、第2導管をさらに含み、同時に遠心分離された流体が該第1導管を通して該室から出る、請求項3-16のロータ。18 該第2導管から該室に入る流体を該室の外周に向けて方向付けするように、該出口制御手段に近接して取り付けられる無穴内壁をさらに含み、流体が該出口制御手段から該第1導管へ流れるように、さらに該無穴内壁を定める、請求項17のロータ。19 該無穴内壁が、該室の外周まで伸びる、請求項18のロータ。20 該ロータが、 該ロータの回転軸線の回りで該剛取付け部材に固定して取り付けられる剛しん部材であって、該隔壁が該しん部材の回りに設けられる剛しん部材をさらに含み、 該第1及び第2導管の1つが、該しん部材を通して該室の底部まで延びる、請求項17のロータ。21 該回転シールが、 基部と、 該ロータの回転軸線を囲んで該基部に取り付けられるスプリング部材と、 該ロータの回転軸線を囲むと共に互いに回転する第1及び第2シール面であって、該スプリング部材が、該第1シール面を該第2シール面に対して押圧する力を加えるように、該第1シール面が、該スプリング部材に取り付けられる第1及び第2シール面と、 ロータの回転軸線を囲むと共に該第1シール面と該基部との間の流れを防止する可撓シール部材とを含む、請求項2のロータ。22 該スプリング部材及び該可撓シール部材が、単一材料片の異なった部分である、請求項21のロータ。23 該スプリング部材が、該第2シール面に対して該第1シール面を押圧する力が、該ロータ内の圧力によって影響されないように。該可撓シール部材及び該第1シール面が配置される、請求項21及び22のいずれか1つののロータ。24 該回転シールの基部が、該ロータの固定部分の一部であり、該回転シールの第2シール面が該剛取付け部材に取り付けられる、請求項21-23のいずれか1つのロータ。25 該スプリング部材が、内側及び外側を有し、該内側及び外側上の圧力が、同一である、請求項21のロータ。26 該回転シールが、 基部と、 該ロータの回転軸線を囲むと共に互いに回転する第1及び第2シール面であって、力によって該第1シール面が該第2シール面に対して押圧される第1及び第2シール面と、 ロータの回転軸線を囲むと共に該第1シール面と該基部との間の流れを防止する可撓シール部材であって、該第2シール面に対して該第1シール面を押圧する力が、該ロータ内の圧力によって影響されないように、該可撓シール部材及び該第1シール面が配置される、請求項2のロータ。27 該ロータが、該剛取付け部材に固定して取り付けられ内壁を含み、該内壁が、該隔壁を該ロータの固定部分から分離する、請求項2のロータ。28 該処理室のある点から他の点まで流体連通するチャンネルを定めるチャンネル壁を含み、該隔壁が該チャンネルをふさぐことを防止するように、該チャンネル壁が互いに十分密接している、請求項27のロータ。29 遠心分離されていない流体が第2導管を通して該室に入ると同時に、遠心分離される流体が該第1導管を通して該室を出るようにさせる第2導管と、 該剛取付け部材と共に回転するように、該剛取付け部材に取り付けられると共に該第2導管を通して該室に入る流体を該室の外周に向けて方向付けるように、該第2導管に関して取り付けられる無穴内壁であって、該室から該第1導管までの流れを可能にするように、該無穴内壁が、その上に配置されるチャンネル壁を有する無穴内壁とをさらに含む、請求項28のロータ。30 より重い成分及びより軽い成分を有する流体を分離する装置であって、 請求項1-29の1つによるロータと、 該ロータの該剛取付け部材を保持すると共に軸線の回りに該ロータを回転させる手段と、 該ロータの隔壁に近接する制御流体の圧力を変える該回転手段と流体連通する手段とから成る分離装置。31 該圧力を変える手段が、該ロータから流体を押し出すように、該隔壁に対して加圧ガスを加える手段を含む、請求項30の装置。32 該圧力を変える手段が、該ロータ内へ流体を引き込むように、該隔壁に対して真空を用いる手段を含む、請求項30の装置。33 請求項32により巻形ドレーンからの血液を処理する装置であって、 患者内に設けられる、該ロータに取り付けられる巻形ドレーンであって、該巻形ドレーンから該室内へ血液を引き出すように、該隔壁に真空が用いられる巻形ドレーンと、 該ロータが回転された後、より軽い血液成分を別個の貯蔵器へ向けて方向付けると共に該ロータ内に残っている濃縮された赤血球を患者に向けて戻す手段とをさらに含む血液処理装置。34 該方向付け手段が、該濃縮された赤血球を、該患者に接続される別個の第2貯蔵器へ向けて方向づける、請求項33の装置。35 請求項31により巻形ドレーンからの血液を処理する装置であって、 患者内に設けられる巻形ドレーンと、 該巻形ドレーンからの血液を保持するために該巻形ドレーン及び該ロータと流体連通する缶手段であって、該巻形ドレーンから該缶手段内へ血液を引き入れるように、該缶手段に真空が用いられる缶手段と、 該缶手段から該ロータへ血液を移動させる手段と、 該ロータが回転された後、より軽い血液成分を別個の貯蔵器へ向けて方向付けると共に該ロータ内に残っている濃縮された赤血球を患者に向けて戻す手段とをさらに含む血液処理装置。36 請求項31により患者の術野からの血液を処理する装置であって、 該術野から延びる、該ロータに取り付けられる吸引管であって、該吸引管を通して該術野から引き出される血液が該ロータに与えられる吸引管と、 該ロータが回転された後、より軽い血液成分を別個の貯蔵器へ向けて方向付けると共に該ロータ内に残っている濃縮された赤血球を患者に向けて戻す手段とをさらに含む血液処理装置。37 該吸引管からの血液を保持するために該吸引管及び該ロータと流体連通する缶手段であって、該巻形ドレーンから該缶手段内へ血液を引き入れるように、該缶手段に真空が用いられる缶手段と、 該缶手段からの血液を該ロータへ移動させる手段とをさらに含む、請求項36の装置。38 より重い成分及びより軽い成分を有する流体を分離する装置であって、 請求項15-17及び21-22の1つによるロータと、 該ロータの該剛取付け部材を保持すると共に軸線の回りに該ロータを回転させる手段と、 該ロータの隔壁に近接する制御流体の圧力を変える、該回転手段と流体連通する手段とから成り、 該第1導管が、分離されていない流体の該室内への流れを可能にすると同時に、該第2導管が、分離された流体成分の該室からの流れを可能にする流体分離装置。39 請求項38により提供者につき赤血球分離を行う装置であって、 該提供者から全血を引き出しかつ該第2導管を通して該全血を該室内へ導入する手段と、 該隔壁に加えられる該圧力が、該室に入る該全血の赤血球成分の容量と等しい速度で該室の容量が増加するのを可能にすると共に、該室内のより軽い成分の容量が比較的低く保たれるように、該回転手段及び該ロータの回転速度を制御すると共に該圧力を変化させる手段を制御する手段とをさらに含む、赤血球分離装置。40 該血液を引き出す手段が、該全血が該提供者から引き出されるにつれて、該全血へ置換流体を加える手段を含む、請求項39の装置。41 該患者に戻される血液成分に置換成分を加える手段をさらに含む、請求項39の装置。42 該回転手段及び該ロータの回転速度を制御すると共に該圧力を変える手段を制御する制御手段をさらに含む、請求項30-41のいずれか1つの装置。43 該制御手段が、該回転手段の速度及び該圧力を変える手段によって与えられる圧力に基づいて該室の容量を決める、請求項42の装置。44 該制御手段が、該室の容量を制御する手段をさらに含む、請求項43の装置。45 異なった濃度の生物体液を処理する装置であって、 請求項3-22の1つによるロータと、 該体液をより濃厚な成分、より軽い成分及び中間濃度の成分に分離するように、該ロータを回転軸線の回りで支持しかつ回転させる手段と、 該中間濃度成分が所定の半径に位置する時を決定する手段と、 該出口制御手段及び該導管を通して該中間濃度成分を押し出すように、該回転軸線から半径方向外向きに圧力を加える手段とから成る処理装置。46 剛取付け部材及び該剛取付け部材に取り付けられる弾性隔壁を有するロータを受け入れる遠心分離装置であって、 該ロータの該剛取付け部材を支持すると共に該ロータを軸線の回りに回転させる手段と、 該ロータの隔壁に近接する制御流体の圧力を変える手段とから成る遠心分離装置。47 該回転手段がチャックを含み、該圧力変化手段が該チャックと流体連通する、請求項46の装置。48 流体を該ロータ内へ引き込むように、該圧力変化手段が該隔壁に真空を加える手段を含む、請求項46又は47のいずれか1つの装置。49 流体を該ロータから押し出すように、該圧力変化手段が該隔壁に加圧ガスを加える手段を含む、請求項46-48のいずれか1つの装置。50 該回転手段の回転速度を制御すると共に該圧力変化手段を制御する制御手段を含む、請求項46-49のいずれか1つの装置。51 該制御手段が、該回転手段の速度と該圧力変化手段によって与えられる圧力とに基づいて、該ロータ内の流体の容量を決定する手段を含む、請求項50の装置。52 該制御装置が、該回転手段の速度と、該圧力変化手段によって与えられる圧力とを制御することによって、該ロータ内の流体の容量を制御する手段を含む、請求項51の装置。53 該制御手段が、該処理室の容量を一定に保たせる、請求項52の装置。54 ロータを受け入れる遠心分離装置であって、 該ロータを軸線の回りで回転させる手段と、 該装置の過度の振動を防止するために、所望の回転速度の近くのある範囲の回転速度で該回転手段を連続的に周期運動させるように回転手段を制御する制御手段とから成る遠心分離装置。55 異なった濃度の生物体液を処理する方法であって、 請求項1-29によるいずれか1つのロータを提供し、 分離されていない流体を該室内へ導入し、 該流体をより濃厚な成分及びより軽い成分に分離するために、該剛取付け部材により該ロータを支持すると共に軸線の回りで回転させることからなる、処理方法。56 該室から流体成分を押出すために、該隔壁に圧力を加えることをさら含む、請求項55の方法。57 該室から先ずより軽い成分が押出される、請求項56の方法。58 該室から先ずより濃厚な成分が押出される、請求項56の方法。59 請求項56により提供者からの血液を処理する方法であって、該室内へ分離されていない血液を導入する段階が、該室内へ血液を導入することを含み、 より軽い血液成分を貯蔵し、 該ロータ内に残留する濃縮された赤血球を該提供者に向けて方向付けることをさらに含む血液処理方法。60 請求項56により該提供者からの血液を処理する方法であって、該室内へ分離されていない血液を導入する段階が、該室内へ血液を導入することを含み、 より軽い血液成分を提供者に向けて方向付けし、 濃縮された赤血球を貯蔵することをさらに含む血液処理方法。61 請求項56により該巻形ドレーンからの血液を処理する方法であって、該室内へ分離されていない流体を導入する段階が、 患者に巻形ドレーンを設置し、 該巻形ドレーンを該ロータに取付け、 該巻形ドレーンから該室内へ血液を引出すことを含み、 別個の貯蔵器に向けてより軽い血液成分を方向付け、 該ロータ内に残留する濃縮された赤血球を該患者に戻すことをさらに含む血液処理方法。62 請求項56により該巻形ドレーンからの血液を処理する方法であって、該室内へ分離されていない流体を導入する段階が、 患者に巻形ドレーンを設置し、 該巻形ドレーンを缶に取付け、 該缶を該ロータに取付け、 該缶から該室内へ血液を引出すことを含み、 別個の貯蔵器に向けてより軽い血液成分を方向付け、 該ロータ内に残留する濃縮された赤血球を該患者に戻すことをさらに含む血液処理方法。63 請求項56により患者の術野からの血液を処理する方法であって、該室内へ分離されていない流体を導入する段階が、 該術野から該室内へ血液を引出すことを含み、 別個の貯蔵器に向けてより軽い血液成分を方向付け、 該ロータ内に残留する濃縮された赤血球を該患者に戻すことをさらに含む血液処理方法。64 血液成分を該室から押出すために、該ロータを回転させる速度が低減される、請求項56の方法。65 処与の圧力に達するまで、該ロータが一定速度で回転されると同時に該隔壁に加えられる圧力が増加され、その後該隔壁に対する圧力が一定に保たれると同時に該ロータの速度が低減される、請求項56の方法。66 処与の圧力に達するまで、該圧力変化手段が該隔壁に対して一定圧力を保つと同時に該ロータの回転速度が低減され、その後該隔壁に対する圧力が増加される、請求項56の方法。67 該ロータが回転される速度を低減させかつ該隔壁に対する圧力を増加させることによって、該ロータが空にされる、請求項56の方法。68 該室の容量が、該隔壁に加えられる圧力を変化させかつ該ロータの回転速度を制御することによって制御される、請求項56の方法。69 該ロータから残余の流体を押出すために、該ロータが停止されると共に該隔壁に圧力が加えられる、請求項56の方法。70 異なった濃度の生物体液を処理する方法であって、 請求項15-17及び21-22のいずれか1つによりロータを提供し、 分離されていない流体を該室内へ導入し、 該流体をより濃厚な成分及びより軽い成分に分離するために、該剛取付け部材により該ロータを支持すると共に軸線の回りで回転させ、それによって該より濃厚な成分が該軸線から離れて集合すると同時に該より軽い成分が該軸線に近接して集合するようにさせ、 該隔壁に圧力を加えることから成り、 該第1及び第2導管が、分離されたより軽い成分が該第1導管を通して該ロータから押出されるのを可能にすると同時に分離されていない流体が該第2導管を通して該室内に導入される処理方法。71 該室を一定容積に保つために該隔壁に加えられる圧力が一定に保たれ、それによって該室から押出されるより軽い成分の容量が、該室に入る分離されていない流体の容積と等しくなるようにされる、請求項70の方法。72 請求項70により提供者に赤血球分離処理を行う方法であって、 該提供者から全血を引出し、 該ロータが回転中に該第2導管を通して該室内へ該全血を導入することを含み、該隔壁に圧力を加える該段階が、 該ロータが回転されかつ全血が該室内へ導入されている間に、より軽い血液成分を該第1導管を通して該室から該提供者内へ押出すことを含む赤血球分離処理方法。73 該室から該全血が引出される時該全血に抗凝固剤を加えることをさらに含む、請求項72の方法。74 該提供者に戻される血液成分に置換流体を加えることをさらに含む、請求項72及び73のいずれか1つの方法。75 該隔壁に加えられる圧力は、該室に入る該全血の赤血球成分の容量とほぼ等しい速度で該室の容積が増加することを可能にし、それによって該室内のより軽い流体成分の容量が比較的低く保たれるようにされる、請求項72-74のいずれか1つの方法。76 流体をより軽い成分及びより重い成分に分離する方法であって、 可変容積処理室を定める弾性隔壁を有すると共に該処理室との流体連通を与える第1及び第2導管を有するロータを提供し、 該ロータを回転させ、 該ロータが回転されかつ分離された流体成分が該第1導管を通して該処理室から押出されている間に、分離されていない流体を該第2導管を通して該処理室内へ導入することを含む分離方法。77 請求項76により提供者に赤血球分離処理を行う方法であって、 該提供者から全血を引出し、 該全血が分離される前に該全血に置換流体を加え、 該全血が赤血球と、血漿及び置換流体を含むより軽い流体とに分離されるように、該ロータが回転されている間に該第2導管を通して該全血を該ロータ内へ導入し、・・・
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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