特許
J-GLOBAL ID:200903037239786797
凝集沈殿装置及びその運転方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-064361
公開番号(公開出願番号):特開2000-254411
出願日: 1999年03月11日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 処理水の濁度が低く、洗浄操作の頻度を低く、原水通水時間が長く、かつ洗浄後の処理水の水質が急速に向上して、水の回収率を高くできる凝集沈殿装置の運転方法を提供する。【解決手段】 本運転方法は、凝集沈殿装置を運転中に、定期的に、随時に、又は処理水の水質が目標値より悪化した時に、第1の接触材集積層74の洗浄工程及び第2の接触材集積層44の洗浄工程の少なくともいずれか一方を行う。第1の接触材集積層を洗浄する工程では、第1の接触材集積層に滞留した原水を排水することにより、又は、先ず、第1の接触材集積層に空気攪拌洗浄を施し、次いで第1の接触材集積層に滞留した原水を排水することにより、第1の接触材集積層を洗浄し、第2の接触材集積層を洗浄する工程では、第2の接触材集積層に滞留した一次処理水を排水することにより、又は、先ず、第2の接触材集積層に空気攪拌洗浄を施し、次いで第2の接触材集積層に滞留した一次処理水を排水することにより、第2の接触材集積層を洗浄する。
請求項(抜粋):
原水に凝集剤を添加する添加手段と、第1の接触材集積層を有し、凝集剤が添加された原水(以下、単に原水と言う)を導入して原水中の懸濁物を第1の接触材集積層内で凝集させる前段凝集手段と、第2の接触材集積層を有し、前段凝集手段から流出した一次処理水を、第1の接触材集積層での空塔通水速度より低い空塔通水速度で第2の接触材集積層内に上向流で通水して、一次処理水中の懸濁物を凝集、沈殿させ、処理水を得る凝集沈殿手段とを有して、原水より濁度の低い処理水を得るようにした凝集沈殿装置であって、凝集沈殿手段を前段凝集手段から分離する手段を備え、更に、接触材集積層の洗浄手段を前段凝集手段及び凝集沈殿手段にそれぞれ設けていることを特徴とする凝集沈殿装置。
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