特許
J-GLOBAL ID:200903037243735790

三次元免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-214899
公開番号(公開出願番号):特開平6-058008
出願日: 1992年08月12日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 水平方向に加えて上下方向への振動も減衰させることができ、上下方向へも免震効果を発揮させることのできる三次元免震装置を提供する。【構成】 免震装置1のコンパクト化を図るべく、水平と同時に、上下にも有効な減衰が得られるように、封入されている鉛コア6を略鼓型の形状にする。即ち、従来では積層ゴム部4の中心部に封入した円柱の鉛が周囲の積層ゴムと一体にせん断変形(水平変形)することにより、鉛の超塑性特性で水平方向の減衰が得られていた。そこで、本発明では、この円柱型の鉛コア6を鼓型にすることで、水平減衰性を維持したまま、鉛コア周囲と積層ゴム部4との接合効果から、上下方向の振動に対して、鉛コア6が上下方向にも変形できるようにして減衰を得る。
請求項(抜粋):
複数のゴム板がプレートを介在して上下方向へ積み重ねられている積層ゴム部と、この積層ゴム部を挟持している上下の両フランジを連結して、積層ゴム部内を上下方向へ貫通した状態で少なくとも一本配設されている鉛コアとからなる免震装置であり、前記鉛コアは、円柱形状の中央部を小径にした状態の、所謂、略鼓型状に形成されており、水平方向と共に、上下方向へも、周囲に接する積層ゴムと一体に変形できるように構成されていることを特徴とする三次元免震装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  E04B 1/36
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-221142
  • 特公昭61-017984

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