特許
J-GLOBAL ID:200903037248389199

長距離泥水加圧推進装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-122350
公開番号(公開出願番号):特開平7-331990
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 泥水加圧推進工法において、切羽部や掘削室及びテールボイドの塑性化を防止し、液状体を維持することにより、低推力による長距離推進を可能にすること。【構成】 泥水加圧推進装置において、水または噴射口を通過可能な粒径の微粒子を適当量含んだ水を、スイベル6a及びカッタ駆動軸5内を通りカッタ2部より前方及び前記カッタ2に沿いビット4付近を通過させ外周に向けて高圧噴射し、前記カッタ2及びビット4への掘削土砂の付着を防止し、掘削室13内の塑性化を防止する一個ないし複数個の高圧噴射機構(噴射口7)を、カッタ2部の中心付近又は中間部付近に設ける。
請求項(抜粋):
推進機の管径よりも径大の直径を有するカッタにより地山を掘削しながら推進することにより、推進機及びこれに後続する推進管の外周と地山との間にテールボイドを形成すると共に、送泥水を掘削室内に送って掘削土砂と攪拌混合させ、目詰め材高含有の液状体である混合物をつくり地下水圧より0.2kg/cm2 以上の加圧力により泥膜を形成し、その泥膜を介した顕著な圧力差によって切羽部を安定させ、排泥水を真空力を利用したプラグ流輸送にて坑外へ搬送する泥水加圧推進装置において、水または噴射口を通過可能な粒径の微粒子を適当量含んだ水を、カッタ及びビット方向や切羽に向けて高圧噴射し、前記カッタ及びビットへの掘削土砂の付着を防止し、掘削室内の塑性化を防止する、一個ないし複数個の高圧噴射機構を備えたことを特徴とする長距離泥水加圧推進装置。

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