特許
J-GLOBAL ID:200903037250208061

エレベータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-113537
公開番号(公開出願番号):特開2001-302116
出願日: 2000年04月14日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 静止摩擦力による起動時のショックを抑え、滑らかな起動を行うように制御するエレベータ制御装置を得る。【解決手段】 エレベータが長時間待機していることをタイマーで測定し(ステップS1〜S3)、エレベータの待機位置を正規の着床位置より所定の距離だけ移動させて(ステップS4)、待機させておき(ステップS5)、その後、同じ階で呼びが発生した(ステップS6、S7)場合には、ずれた分の所定の距離だけ一旦エレベータを走行させた(ステップS8)後に、人を乗せてエレベータを起動させる(ステップS9〜S11)ようにしたので、起動時に静止摩擦力によるショックが発生せず、エレベータに乗っている人に不快感を与えない滑らかな起動を行うことができる。
請求項(抜粋):
エレベータが着床して待機し始めた時点から時間を計測し、待機している状態が所定時間以上経過したか否かを判定する待機時間判定手段と、上記待機時間判定手段により所定時間以上経過したと判定された場合には、上記エレベータの待機位置を正規の着床位置から所定距離だけ移動させる待機位置移動手段と、上記エレベータの各階の乗り場に設けられた乗場呼び釦のいずれかが押されたときに、上記乗場呼び釦から出力される乗場呼び信号を受信する乗場呼び信号受信手段と、上記乗場呼び信号受信手段が受信した上記乗場呼び信号が、いずれの階の上記乗場呼び釦から出力されたものであるかを判別して、上記乗場呼び信号が上記エレベータが待機を始めた階と同じ階に設けられた乗場呼び釦から出力されたものであった場合には同一階判定信号を出力し、他の階であった場合には当該階を特定する階特定信号を出力する呼び信号発生階判別手段と、上記呼び信号発生階判別手段から上記同一階判定信号を受信した場合には、上記待機位置移動手段により移動された上記所定距離だけ逆方向にエレベータを移動させて元の位置に戻すとともに、上記呼び信号発生階判別手段から上記階特定信号を受信した場合には、当該階まで上記エレベータを走行させるエレベータ走行手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
Fターム (2件):
3F002AA10 ,  3F002DA02

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