特許
J-GLOBAL ID:200903037251950560

誘電体多層膜バンドパスフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-343765
公開番号(公開出願番号):特開2004-177658
出願日: 2002年11月27日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】誘電体多層膜を用いたバンドパスフィルタにおいて、入射角の変動によっても偏光モードに応じて波長特性が変化しないようにした誘電体多層膜フィルタを提供すること。【解決手段】誘電体多層膜フィルタの基本共振器構造として、第1のスタック層12-1とスペーサ層12-2及び第2のスタック層12-3及び結合層12-4を含んで構成する。第1,第2のスタック層12-1,12-3は、高屈折率材と低屈折率材とを交互に積層した1/4波長もしくはその奇数倍の光学膜厚の誘電体薄膜より構成され、奇数の層数から成るものであり、又スペーサ層12-2は1/2波長の光学膜厚の整数倍の膜厚を有する高屈折率材と低屈折率材のいずれかの層とする。こうすれば入射角度の変化に応じても偏光モードによりピーク波長がほとんどずれることがなく、所望の特性を実現することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基板上に少なくとも4層の基本共振器構造を積層して構成される誘電体多層膜バンドパスフィルタであって、 前記基本共振器構造は、第1のスタック層と、スペーサ層と、第2のスタック層とがこの順に積層されたものであり、 前記第1のスタック層は、高屈折率材と低屈折率材とを交互に積層した1/4波長もしくはその奇数倍の光学膜厚の誘電体薄膜より構成され、奇数の層数から成るものであり、 前記スペーサ層は、1/2波長の光学膜厚の整数倍の膜厚を有する高屈折率材と低屈折率材のいずれかの層であり、 前記第2のスタック層は、高屈折率材と低屈折率材とを交互に積層した1/4波長もしくはその奇数倍の膜厚の誘電体薄膜より構成され、奇数の層数から成るものであることを特徴とする誘電体多層膜バンドパスフィルタ。
IPC (1件):
G02B5/28
FI (1件):
G02B5/28
Fターム (8件):
2H048GA07 ,  2H048GA09 ,  2H048GA13 ,  2H048GA35 ,  2H048GA51 ,  2H048GA56 ,  2H048GA60 ,  2H048GA62

前のページに戻る