特許
J-GLOBAL ID:200903037252210543

流体解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349768
公開番号(公開出願番号):特開平11-184838
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 流れ場が複雑になると予想される場所や物体が存在する場所を主格子上に配置された副格子を用いて精度良く解析する際に、複合格子の統合修正が困難である。【解決手段】 主格子生成部1で生成された主格子上に、副格子生成部2で生成された副格子を配置する格子配置部3を設け、格子および副格子の境界条件や物体位置等の格子情報に基づき主格子および副格子を格子統合部4で統合するとともに格子修正部5で格子を修正し、このようにして複合格子を生成した後、収束に至るまで反復計算を繰り返す。
請求項(抜粋):
解析する空間に主格子を生成する主格子生成部と、前記主格子生成部の生成した主格子の一部に重畳しかつ主格子よりも格子間隔の密な副格子を生成する副格子生成部と、前記主格子上に前記副格子を配置する格子配置部と、前記主格子および前記副格子毎に、対応する流体の圧力、速度等の物理量を、与えられた式および境界条件をもとに計算する流体物理量解析部と、前記流体物理量解析部により算出された圧力分布、速度分布等の流体の状態、あらかじめ与えられた流体の各物理量における物性値及び、質量保存則、運動量保存則、エネルギ保存則等の物理法則に基づき、前記流体物理量解析部の結果を近似補正する流体物理量補正解析部と、前記流体物理量解析部から前記流体物理量補正解析部に至る計算を所定の手順で繰り返す反復計算制御部と、前記主格子と前記副格子との間で必要なデータの授受を行うデータ転送部とを備えた流体解析装置であって、前記格子配置部によって前記副格子を前記主格子上に配置した後、前記主格子および前記副格子の、少なくとも境界条件と、物体位置等の格子情報とに基づき、前記配置された主格子及び/又は前記副格子をさらに統合・修正する格子統合・修正部を備えたことを特徴とする流体解析装置。
IPC (3件):
G06F 17/00 ,  G06F 17/13 ,  G06F 17/50
FI (3件):
G06F 15/20 D ,  G06F 15/328 ,  G06F 15/60 612 H

前のページに戻る