特許
J-GLOBAL ID:200903037255160130

オーステナイト系ステンレス薄帯状鋳片の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-028112
公開番号(公開出願番号):特開平9-220643
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、薄鋳片を鋳造する連続鋳造機により、オーステナイト系ステンレス鋼鋳片を鋳造する方法を提供する。【解決手段】 溶鋼を薄鋳片に鋳造し、高温時には低酸素濃度雰囲気で冷却し、続いて熱間圧延し、続いて中酸素濃度雰囲気中で冷却し、巻き取る方法において、低酸素濃度雰囲気と中酸素濃度雰囲気の切換温度を1250°C以下とし、鋳造から前記切換温度までの温度域では酸素濃度0.005%以上1%以下で残部が実質的に窒素、アルゴン等の不活性ガスである低酸素雰囲気中で冷却後熱間圧延の間を除いて切換温度未満900°C以上の温度域では酸素濃度1%以上6%以下である中酸素濃度雰囲気中で60秒以内で冷却し、引き続き20°C/秒以上の冷却速度で冷却し、続いて550°C以下で巻き取る。
請求項(抜粋):
オーステナイト系ステンレス溶鋼を鋳型壁面が鋳片と同期して移動する連続鋳造機により鋳片に鋳造し、鋳造直後の高温時には低酸素濃度雰囲気で冷却し、続いて熱間圧延し、続いて中酸素濃度雰囲気中で冷却し、続いて巻き取って薄帯状鋳片を製造する方法において、低酸素濃度雰囲気と中酸素濃度雰囲気の切換温度を1250°C以下とし、鋳造から前記切換温度までの温度域では酸素濃度0.005%以上1%以下で残部が実質的に窒素、アルゴン等の不活性ガスである低酸素雰囲気中で冷却し、続いて900°C以上1200°C以下の温度域で行う熱間圧延及び雰囲気チャンバーの出入口から熱間圧延機の間を搬送する20秒以内の間を除いて前記切換温度未満900°C以上の温度域では酸素濃度1%以上6%以下である中酸素濃度雰囲気中で60秒以内で冷却し、続いて900°C未満550°C以上の温度域では20°C/秒以上の冷却速度で冷却し、続いて550°C以下で巻き取ることを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼薄帯状鋳片の製造方法。
IPC (11件):
B22D 11/06 330 ,  B21B 1/46 ,  B21B 3/02 ,  B21B 45/00 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/124 ,  B22D 11/22 ,  C21D 1/74 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C21D 9/52 102
FI (11件):
B22D 11/06 330 B ,  B21B 1/46 B ,  B21B 3/02 ,  B21B 45/00 B ,  B22D 11/12 A ,  B22D 11/124 M ,  B22D 11/22 B ,  C21D 1/74 H ,  C21D 8/02 D ,  C21D 9/46 Q ,  C21D 9/52 102

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