特許
J-GLOBAL ID:200903037257671824

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280007
公開番号(公開出願番号):特開平10-103483
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 変速時にプリチャージ制御を行なう場合に、プリチャージ期間を適正に設定し、もってプリチャージ時における変速ショックの抑制と応答性の向上とを常に図ることのできる自動変速機の制御装置を提供することを課題とする。【解決手段】 作動油の温度を検出する油温センサ306によって低油温時であることが判定されたときは、タービン回転変化率の大きさが所定値以上となるまでプリチャージを行ない、高油温時であることが判定されたときには、プリチャージ時における作動油のトータル供給量が、プリチャージの対象となる摩擦要素の油圧室ないし該油圧室に通じる油路等の容量から予め設定された所定の量となったときに、プリチャージを終了するコントローラ300を備える。
請求項(抜粋):
摩擦要素の締結を伴う所定の変速時に、該摩擦要素の締結室に作動油をプリチャージしたのち、該摩擦要素を締結すべくその作動圧の制御を行なう作動圧制御手段が備えられた自動変速機の制御装置であって、作動油の温度を検出する油温検出手段が設けられ、上記作動圧制御手段が、作動油の温度が所定の温度より低いときは、タービン回転変化率の大きさが所定値以上となるまで上記プリチャージを行ない、作動油の温度が所定の温度より高いときには、プリチャージ時における作動油の供給量が、少なくとも作動油の応答性及び摩擦要素の締結室の容量から予め設定された所定の量となったときに上記プリチャージを終了することを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:72

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