特許

J-GLOBAL ID：200903037264291948

擁壁保護補強方法および擁壁保護補強体

発明者： 篠原 敏雄
出願人/特許権者： 篠原 敏雄
代理人 (1件)： 柳田 征史 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-062781
公開番号（公開出願番号）：特開平10-252084
出願日： 1997年03月17日
公開日（公表日）： 1998年09月22日
要約：

【要約】【課題】 既存の擁壁、特に古い大谷石、玉石、間知石等により構築された擁壁を、簡単にかつ安価に保護補強する。【解決手段】 所定の横方向(図2において紙面に垂直な方向)に延びる基礎20の上に形成されて該基礎20から上方に向けて延びる石積み擁壁10を保護補強する擁壁保護補強方法であって、上記基礎20を上記所定の横方向において所定間隔ごとに部分的に取り除いてそこに立坑22を形成し、上記擁壁10に対向する位置および上記立坑22内に一体的に鉄筋24を配し、上記擁壁10に対向する鉄筋部分をコンクリートで覆って擁壁保護補強部32を、上記立坑22内にコンクリートを充填することにより上記擁壁保護補強部32を支える補強基礎部30を形成する。

請求項（抜粋）：

所定の横方向に延びる基礎の上に形成されて該基礎から上方に向けて延びる擁壁を保護補強する擁壁保護補強方法であって、上記基礎を上記所定の横方向において所定間隔ごとに部分的に取り除いてそこに立坑を形成し、上記擁壁に対向する位置および上記立坑内に一体的に鉄筋を配し、上記擁壁に対向する鉄筋部分をコンクリートで覆って擁壁保護補強部を、上記立坑内にコンクリートを充填することにより上記擁壁保護補強部を支える補強基礎部を形成することを特徴とする擁壁保護補強方法。