特許
J-GLOBAL ID:200903037266755151

蒸発燃料蒸散防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-089295
公開番号(公開出願番号):特開平7-293359
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 燃料タンクとキャニスタとを一本の配管で連通する装置において、給油時および車両停止時の燃料蒸気の放出を抑制する。【構成】 給油が開始されると、パージ弁16が閉作動されるとともに、大気開放弁21のソレノイドのコイルへの通電が開始される。これにより、給油中は大気開放弁の定圧作動バルブが強制的に開制御される。また、エンジン停止中に燃料タンクが直射日光を浴びるなどして高温になると、蒸発燃料が発生し、燃料タンク7内の圧力が高くなる。さらに、燃料タンク内圧力と大気圧との差圧が所定値より大きくなると、大気開放弁の第1の連通路が開かれ、圧力が外部に逃がされるようになっている。このような構成をとることにより車両停止中に燃料タンク内の圧力を適度に高く保つことができ、車両停止中に発生する蒸発燃料量を抑制することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関に供給する燃料を貯蓄する燃料タンクと、蒸発燃料を吸着する吸着体により蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとを連通する連通管と、燃料を給油中か否かを判断する給油判断手段と、前記キャニスタに設けられており、(1)前記給油判断手段により給油中と判断されたとき、(2)前記給油判断手段により給油中でないと判断され、前記燃料タンク内の圧力が大気圧より高い所定値以上になったとき、(3)前記給油判断手段により給油中でないと判断され、前記キャニスタから前記吸気管内に蒸発燃料を供給すると判断されたときのうち少なくとも1つの条件を満たしているときに前記キャニスタと大気とを連通し、それ以外のときには前記キャニスタと大気とを遮断する弁装置とを備えることを特徴とする蒸発燃料蒸散防止装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  F02M 25/08 311 ,  F02M 37/00 301
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-138150
  • 特開昭63-138150

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