特許
J-GLOBAL ID:200903037267214715
エマルジョン形成システム及び混合装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-061360
公開番号(公開出願番号):特開平8-259968
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、液滴の大きさが約1ないし30ミクロンで、且つ、ほぼ均一であるような、HIPR油/水のエマルジョンを形成するシステムを提供する。【構成】 (a)粘性炭化水素、乳化剤、水の混合物を含むニュートン液体を形成し、(b)ニュートン液体に第一の剪断力をかけて、ニュートン液体のかなりの部分を放射方向に変位させて混合することにより、非ニュートン液体を形成し、(c)放射方向に変位しなかった残りのニュートン液体に第二の剪断力をかけて、非ニュートン液体中に前記放射方向に変位しなかった残りのニュートン液体を混合して、HIPRエマルジョンを形成する。
請求項(抜粋):
油/水HIPRエマルジョンを形成する方法において、粘性炭化水素と乳化添加剤と水との混合物からなるニュートン液体を形成し、前記ニュートン液体に相当する部分は非ニュートン液体を形成するように放射状に配置されている前記ニュートン液体に第1の剪断力をかけ、その後非放射状に配置されたままのニュートン液体に第2の剪断力をかけて前記非放射状に配置されたままのニュートン液体を前記非ニュートン液体に混合し、液滴サイズは約1乃至30ミクロンであり、液滴サイズ分配(X)は約1以上ではなく、前記液滴サイズ分配は、式X=(D90-D10)/D50(ここでD90は液滴サイズであって、前記エマルジョンにおいて全液滴の体積は約90%かまたはそれ以下の安定油/水エマルジョンからなる前記HIPRエマルジョンを形成し、D10は液滴サイズであって、前記エマルジョンにおいて全液滴の体積は約10%かまたはそれ以下)である油/水HIPRエマルジョンを形成してD50は液滴サイズであって、前記エマルジョンにおいて全液滴の体積は約50%かまたはそれ以下)である油/水HIPRエマルジョンを形成するように、該装置は前記ニュートン液体に剪断力をかける複数の手段からなって前記ニュートン液体の流路に沿って連続して配置され、前記複数の剪断手段は連続して配置された第1の剪断手段と第2の剪断手段とを少なくとも各々1つからなる方法。
前のページに戻る