特許
J-GLOBAL ID:200903037271366457

往復動用途のための長寿命の回転ボールベアリング及びその潤滑方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-606912
公開番号(公開出願番号):特表2002-540354
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2002年11月26日
要約:
【要約】回転ベアリング(20)は、互いに同心で半径方向に隔置された内側、中間、及び外側リングを備え、該リングの対向面が内側及び外側ボールトラックを画定する。内側ボールアレイ(28)は内側トラック(26a)に沿って回転し、外側ボールアレイ(28)は外側トラック(22a)に沿って回転し、該リング(22,24,26)間には粘性潤滑剤がある。内側リング(24)及び外側リング(22)が互いに角度方向に往復動し中間リング(26)が回転軸を中心として所定方向に断続的に移動して、ボール(28)が回転軸を中心として再循環して、潤滑剤をトラック(26a,22a)に沿って再分配する。好適実施例では、内側及び外側リング(24,22)の相対的な角度方向の行程が定期的に所定の最大角を越えて増大され、潤滑剤をラチェット機構として利用して中間リング(26)の進行を生じさせる。
請求項(抜粋):
環状の内側リングと、 該内側リングから半径方向に隔置された環状の中間リングと、 該中間リングから半径方向に隔置された環状の外側リングとを備えており、該全てのリングが共通の軸に対して同軸となっており、前記内側リング及び前記中間リングが、環状の第1のボールトラックを画定する互いに対向する表面を有しており、前記中間リング及び前記外側リングが、環状の第2のボールトラックを画定する互いに対向する表面を有しており、更に、 前記第1のトラックに受容された複数のボールからなる第1のアレイと、 前記第2のトラックに受容された複数のボールからなる第2のアレイと、 それらトラック内の粘性を有する潤滑剤と、 前記内側リング及び前記外側リングを相対的に所定の最大角までの角度範囲で角度方向に往復動させる往復動手段と、 前記相対的な角度方向の往復動を断続的に前記最大角を越えて増大させるよう前記往復動手段を制御する制御手段であって、前記第1及び第2のアレイを前記第1及び第2のトラックに沿って所定の方向にそれぞれ進行させて、前記ボールが前記軸を中心として再循環して前記潤滑剤を前記トラックに沿って再分配するようにする、制御手段とを備えている、回転ベアリング。
IPC (2件):
F16C 19/55 ,  F16C 33/66
FI (2件):
F16C 19/55 ,  F16C 33/66 Z
Fターム (9件):
3J101AA02 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA63 ,  3J101BA35 ,  3J101CA15 ,  3J101EA52 ,  3J101EA63 ,  3J101FA31

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