特許
J-GLOBAL ID:200903037276486868

画像形成装置、および画像形成装置の出力階調調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-310671
公開番号(公開出願番号):特開平7-162682
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【構成】階調補正部64は、所定の階調補正曲線に従って入力データの階調を補正し、補正後のデータをプリンタ出力部66に与える。階調補正曲線の作成に当たり、グレースケールを形成するための試験データが、CPU70からプリンタ出力部66に入力される。試験データに対応した画像はスキャナ部1により読み取られる。その読取結果に基づき、入力データのいくつかの階調値に関して、プリンタ出力部66に与えるべき適正な階調値が求められる。それに基づいて予備階調補正曲線が作成される。この予備階調補正曲線と、ROM72に予め記憶させられている複数種類の曲線パターンとのパターンマッチングが行われる。そして、最も適合する曲線パターンが詳細な階調補正曲線として設定される。【効果】予備階調補正曲線と曲線パターンとのパターンマッチングによって階調補正曲線が設定されるので、演算量が少なくてすみ、処理時間も短くなる。
請求項(抜粋):
画像を読み取って、画像の各部を階調表現したデータを出力する画像読取手段と、階調表現されたデータに基づいて画像を形成する画像形成手段と、可変設定可能な所定の階調補正曲線に従って入力データの階調を補正し、補正後のデータを上記画像形成手段に入力することによって画像形成濃度を調整するための階調補正手段と、上記階調補正手段によって参照されるべき階調補正曲線の曲線パターンを複数種類記憶した曲線パターン記憶手段と、階調値が相異なる複数の領域を含む画像に対応した所定の試験データを上記画像形成手段に入力し、上記試験データに対応した画像を形成させる手段と、上記試験データに基づいて形成された画像を上記画像読取手段によって読み取らせたときの上記画像読取手段の出力と上記試験データに対応した所定の基準値とを比較し、その比較結果に基づいて、入力データの所定の複数個の階調値に関して上記画像形成手段に入力すべきデータの適正な階調値を求め、これに基づいて、入力データと上記画像形成手段に入力すべきデータとの関係を表す予備階調補正曲線を算出する手段と、上記算出された予備階調補正曲線と上記曲線パターン記憶手段内の曲線パターンとのパターンマッチングを行い、最も適合する曲線パターンを上記階調補正手段によって参照されるべき階調補正曲線として設定する手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
IPC (2件):
H04N 1/407 ,  G06T 5/00
FI (2件):
H04N 1/40 101 E ,  G06F 15/68 310 J

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