特許
J-GLOBAL ID:200903037289082359

硬貨判別装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-504313
公開番号(公開出願番号):特表2002-505770
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】硬貨判別装置及び方法を提供する。硬貨は、好ましくは清掃後に、例えばトロンメルを用いて、詰まりを減らすべく構成された硬貨ピックアップアッセンブリによって個別化される。硬貨レールは、硬貨がセンサを通過する際の硬貨間の分離を補助する。前記センサは、単一の検出コアに生じる発振電磁界を提供する。該発振電磁界は、一又は複数の周波数成分から構成される。前記電磁界は、硬貨と互いに影響し合い、これら相互影響は監視され、硬貨をその物理的特性に応じて分類することに利用される。前記電磁界の全ての周波数成分は、共通の基準位相に固定されている。様々な周波数間の位相関係は、固定され、各周波数成分と硬貨との相互影響は、複雑な電気的なフィルタを必要とせずに正確に判定され得る。一つの実施例において、U字形又は円環体の一部の形状をなすべく湾曲したコア、好ましくはフェライトを有し、間隙を形成するセンサに励磁及び/又は検出のためのワイヤ巻線が設けられている。前記センサは、硬貨又はその他の物体の2つ以上のパラメータ、例えば物体の大きさ又は導電率等に関連する情報を同時に得ることために用いられる。2つ以上の周波数は、コア及び/又は被覆物の特性を検出することに用いられる。センサの情報を用いて受容可能であると認識された物体は、制御可能な偏向扉によって受容可能硬貨の収納箱に受け渡すための管へ偏向される。
請求項(抜粋):
硬貨取扱装置に用いることが可能であり、硬貨を収集する装置において、 任意の方向に向いた複数の硬貨を受けるホッパと、 該ホッパの一部に隣設され、少なくとも実質的に環状の領域内にある硬貨収集経路を形成し、鉛直方向に対して第1角度をなすディスクアッセンブリと、 通常パドル路を形成すべく前記硬貨収集経路に沿って移動自在とされた少なくとも第1パドルと、 を備え、 前記ホッパから前記硬貨収集経路を通過した硬貨は、前記硬貨収集経路に沿って前記第1パドルにより硬貨収集経路収集領域から硬貨収集経路排出領域まで促されて、硬貨移動方向を規定し、 前記硬貨収集経路は、所定の幅を有し、前記硬貨移動方向に沿って前記幅が減少することがないように構成され、前記幅は、前記硬貨収集経路の少なくとも一部よりも前記硬貨移動方向に沿って増加すべくなしてある、 ことを特徴とする装置。
IPC (2件):
G07D 3/00 ,  G07D 5/00
FI (2件):
G07D 3/00 ,  G07D 5/00

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