特許
J-GLOBAL ID:200903037293366345

データ送信タイミング自動設定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180815
公開番号(公開出願番号):特開平5-030126
出願日: 1991年07月22日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 ポイント・マルチポイント間の伝送路上のビットエラー等によりマルチポイント側装置から誤ったタイミングでデータ列が送出されて他のポイント・マルチポイント間の通信を妨害する可能性を防止し、さらに装置構成をLSI化に向いた構成とし、回路規模を小さくすることによりコストを低減することを目的とするデータ送信自動設定方式を得る。【構成】 1本の伝送路で双方向の多重伝送を時分割に行い、伝送信号のフレーム上に一定の無信号区間を有し、ポイント側装置にはテスト信号の出力を指示する手段、テスト信号を折返す手段、マルチポイント側装置にはポイント側装置からの指令でテスト信号を送出する手段、伝送遅延を計測する手段、誤った測定結果を正常か否かを判断する手段を備える。
請求項(抜粋):
ネットワーク上のポイント・マルチポイント間の伝送でマルチポイントからポイント方向へのデータ送出タイミングを自動的に設定するためのデータ送信タイミング自動設定方式において、1本の伝送路で双方向の伝送を時分割に行う時分割方向制御伝送方式を採用し、前記ポイント・マルチポイント間の伝送遅延測定のためのテスト信号を送信することをマルチポイント側装置に指示する手段と同マルチポイントからのテスト信号を検出後マルチポイント側に折り返し返信する手段を備えたポイント側装置と、前記テスト信号をポイント側の装置からの指令に応じて出力する手段とポイント側の装置から折り返されるテスト信号を検出し該テスト信号を送出してから折り返されるまでの往復の伝送遅延量に相当する時間を計測する手段と上記伝送遅延量の測定結果が正常であるかどうかを判断する手段と正常であると判断された複数の伝送遅延量から適切な遅延量を算出し保持する手段を備えたマルチポイント側装置により構成され、前記ポイントから前記マルチポイント方向(下り方向)のフレーム伝送時にこれに続いて前記テスト信号伝送のための一定の第1の無信号区間・時間帯及び前記マルチポイントからポイントへの方向(上り方向)伝送フレームの先頭を配置するための一定の第2の無信号区間・時間帯を有し、前記マルチポイント側装置により算出された伝送遅延量に応じて各マルチポイントからの信号が衝突しない適切なタイミングで上り方向のデータを送出することを特徴とするデータ送信タイミング自動設定方式。
IPC (2件):
H04L 12/44 ,  H04L 29/14
FI (2件):
H04L 11/00 340 ,  H04L 13/00 315 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-175428
  • 特開昭60-152143
  • 特開平2-145043
全件表示

前のページに戻る