特許
J-GLOBAL ID:200903037293426976

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-247537
公開番号(公開出願番号):特開平6-093818
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成にて性能に悪影響を与えることなくタペット音を無くした内燃機関の動弁装置を提供する。【構成】 低速用カムの係合により揺動してバルブを開閉する低速用ロッカアームと、低速用ロッカアームに設けた高速用ロッカアーム収容部に揺動可能に配設されかつ高速用カムの係合により揺動する高速用ロッカアームとを備え、低速用ロッカアームに高速用ロッカアーム収容部を横切るシリンダ穴を設け、このシリンダ穴に低速時の第1の位置と高速時の第2の位置との間で摺動可能でかつ第2の位置のとき高速用ロッカアームが揺動方向に係合する油圧ピストンを挿嵌し、この油圧ピストンに第1の位置のとき高速用ロッカアームが揺動しても係合しない非係合部を設けた動弁装置において、高速用カム12のベースサークル径を、理論サークル径Cに各部品の製造公差と組付け公差の累積誤差の最小値Emin を和した径とし、高速用カムの等価カムリフト曲線のランプ高さHを設計ランプ高さDに前記累積誤差の最大値と最小値の差分(Emax -Emin )を和した値とした。
請求項(抜粋):
低速用カムの係合により揺動してバルブを開閉する低速用ロッカアームと、低速用ロッカアームに設けた高速用ロッカアーム収容部に揺動可能に配設されかつ高速用カムの係合により揺動する高速用ロッカアームとを備え、低速用ロッカアームに高速用ロッカアーム収容部を横切るシリンダ穴を設け、このシリンダ穴に低速時の第1の位置と高速時の第2の位置との間で摺動可能でかつ第2の位置のとき高速用ロッカアームが揺動方向に係合する油圧ピストンを挿嵌し、この油圧ピストンに第1の位置のとき高速用ロッカアームが揺動しても係合しない非係合部を設けた動弁装置において、高速用カムのベースサークル径を、理論サークル径に各部品の製造誤差と組付け誤差の累積誤差の最小値を和した径とし、高速用カムの等価カムリフト曲線のランプ高さを設計ランプ高さに前記累積誤差の最大値と最小値の差分を和した値としたことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
IPC (4件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F01L 1/08 ,  F01L 1/26

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