特許
J-GLOBAL ID:200903037301379672

積極的オン/オフ・インターロック部材を備えた回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162179
公開番号(公開出願番号):特開平6-084443
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 接点45が閉位置で溶着状態になるとハンドル13がオフ位置へ移動するのを阻止するインターロック部材107を備えた回路遮断器を提供する。【構成】 インターロック部材は、クレードル25にまたがる1対のロックリンク109を有し、トグル装置のニーピン105またはトグルアーム109 ́の端縁部119と係合する枢動部材である。トグル91が起立すると、この枢動部材はフック状突起111がオフ位置へのハンドル移動を阻止する位置へ枢動する。接点が閉位置で溶着状態でなければ、回路遮断器の引きはずしと同時にトグル装置が屈伏し、枢動部材をハンドルの通路から離脱させ、ハンドルは引きはずし位置へ移動する。しかし、接点が閉位置で溶着状態となり、トグル装置が起立したままになると、枢動部材はオフ位置へのハンドル移動を阻止する位置へ枢動したままとなる。
請求項(抜粋):
固定接点と、可動接点と、前記可動接点を支持し、開閉位置間を移動して前記両接点を開閉できる可動接点アーム構造と、係止可能なクレードルと、前記係止可能なクレードルを係止位置に係止し、所定の電流過負荷状態に応答して前記係止可能なクレードルの係止を解く引きはずし装置と、前記係止可能なクレードル及び前記可動接点アーム構造と連結し、前記可動接点アーム構造を閉位置へ移動させる起立位置と前記可動接点アーム構造を開位置へ移動させる屈伏位置との間を移動でき、前記両接点が閉位置で溶着状態になると起立状態のままとなるトグル装置と、ハンドルを含む操作部材と、前記トグル装置と前記操作部材の間に張架され、前記係止可能なクレードルが係止され、前記ハンドルがオン位置にある状態で前記トグル装置を起立位置へ偏倚させることによって前記接点アーム構造を閉位置に保持し、前記ハンドルがオフ位置へ移動し、前記係止可能なクレードルが前記引きはずし装置によって係止を解かれた状態で前記トグル装置を屈伏位置へ偏倚させることによって前記接点アーク構造を開位置へ移動させ、前記係止可能なクレードルが前記引きはずし装置によって係止を解かれ、前記可動接点アーム構造が開位置へ移動すると前記ハンドルを前記オン位置とオフ位置の中間の引きはずし位置へ偏倚させるばね手段とから成り、前記ハンドルを前記オフ位置を越えて移動させると前記係止可能なクレードルが再び係止され、前記両接点が閉位置で溶着状態になり、トグル装置が起立状態のままになると前記トグル装置と係合してハンドルがオフ位置へ移動するのを阻止するインターロック部材を含むことを特徴とする回路遮断器。
IPC (2件):
H01H 73/12 ,  H01H 71/10

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