特許
J-GLOBAL ID:200903037302259964

無音区間雑音挿入制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-239365
公開番号(公開出願番号):特開平5-083285
出願日: 1991年09月19日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、受信側に於いて送信側の背景雑音に近似した雑音を無音区間に挿入する無音区間雑音挿入制御方式に関し、伝送路の効率を低下することなく、自然に近い通話を実現することを目的とする。【構成】 送信側は、音声検出部1により音声信号の有無を検出し、セル組立部2により有音セル又は無音セルを組立て、無音セルは有音セルの送出間隔に比較して充分に長い間隔で送出する。受信側は、有音セルと無音セルとをセル分離部3により分離し、セル分解部4によりセルを分解して音声信号又は背景雑音信号とする。この背景雑音信号の平均パワーと周波数特性とを求めて、可変雑音発生部7を制御し、送信側の背景雑音のレベル並びに周波数特性に近似した雑音を生成して、無音区間に挿入する。
請求項(抜粋):
送信側は、音声検出部(1)とセル組立部(2)とを備え、前記音声検出部(1)により音声信号有りの有音区間と音声信号無しの無音区間とを判定し、前記有音区間に於ける音声信号を前記セル組立部(2)に於いて有音セルに組立てて送出し、前記無音区間に於ける背景雑音信号を前記セル組立部(2)に於いて無音セルに組立てて、前記有音セルの送出間隔に比較して充分に長い間隔をおいて送出し、受信側は、セル分離部(3)とセル分解部(4)と平均パワー算出部(5)と周波数特性解析部(6)と可変雑音発生部(7)とを備え、受信した有音セルと無音セルとを前記セル分離部(3)に於いて分離し、前記セル分解部(4)に於いて前記有音セルを有音区間の音声信号とし、前記無音セルを無音区間の背景雑音信号とし、該背景雑音信号を前記平均パワー算出部(5)と前記周波数特性解析部(6)とに加えて、背景雑音信号の平均パワーと周波数特性とを求め、前記可変雑音発生部(7)から前記平均パワーに従ったレベルで、且つ前記周波数特性に従った周波数特性の雑音を発生させ、該雑音を無音区間に挿入することを特徴とする無音区間雑音挿入制御方式。
IPC (2件):
H04L 12/48 ,  H04Q 11/04
FI (2件):
H04L 11/20 Z ,  H04Q 11/04 R

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