特許
J-GLOBAL ID:200903037303938628
アレーアンテナの制御方法及び制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-033489
公開番号(公開出願番号):特開平7-245526
出願日: 1994年03月03日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 従来例に比較して構成が簡単であってしかも処理時間を大幅に短縮することができるアレーアンテナの制御方法及び制御装置を提供する。【構成】 マルチビーム形成処理と、所定のしきい値以上のビーム電界値を有するビームを選択するビーム選択処理とを実行した後、CMアルゴリズムを用いて選択されて出力されるビーム電界値に基づいて複数N個のビームにそれぞれ対応する受信信号に対する複数N個の重み係数を演算し演算された複数N個の重み係数をそれぞれ対応するビーム電界値に対して乗算して各乗算結果の信号を同相合成して受信信号として出力するCMA処理器(7-1乃至7-L)を複数個備え、各CMA処理器の演算開始時の初期値を調整して設定することにより直接波と少なくとも1つの遅延波とを分離して受信し、これらの信号を同期をとって同相合成して受信ベースバンド信号を得る。
請求項(抜粋):
所定の配置形状で近接して並置された所定の複数M個のアンテナ素子からなるアレーアンテナを制御するための制御方法であって、上記アレーアンテナの各アンテナ素子でそれぞれ受信された複数M個の受信信号と、希望波を所定の放射角度の範囲で受信できるように予め決められた形成すべき所定の複数N個のビームの各主ビームの方向と、受信信号の受信周波数とに基づいて、上記複数N個のビーム電界値を演算する第1のステップと、上記演算された上記複数N個のビーム電界値を所定のしきい値と比較することによって、当該しきい値以上のビーム電界値のみを選択して出力する第2のステップと、コンスタント・モジュラス・アルゴリズムを用いて、上記選択されて出力されるビーム電界値に基づいて、上記複数N個のビームにそれぞれ対応する、受信信号に対する複数N個の重み係数を演算し、上記演算された複数N個の重み係数をそれぞれ対応する上記ビーム電界値に対して乗算して各乗算結果の信号を同相合成して受信信号として出力する第3のステップとを含むアレーアンテナの制御方法において、上記第3のステップを実行する一方の制御装置の所定の初期状態において、上記選択されて出力されるビーム電界値のうち最大のビーム電界値に対応する上記重み係数を0でない所定の初期値に設定する一方、他のビーム電界値に対応する上記重み係数を0に設定し、上記一方の制御装置とは異なり上記第3のステップを実行する他方の制御装置を用いて、当該他方の制御装置の上記初期状態において、上記選択されて出力されるビーム電界値のうち少なくとも2番目のレベルを有するビーム電界値に対応する上記重み係数を0でない所定の初期値に設定する一方、他のビーム電界値に対応する上記重み係数を0に設定することを特徴とするアレーアンテナの制御方法。
IPC (3件):
H01Q 25/04
, H01Q 3/26
, H04B 7/08
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