特許

J-GLOBAL ID：200903037304426400

垂直磁気記録媒体、その製造方法、磁気ヘッド及び磁気記録再生装置

発明者： 村松 小百合 ,  黒江 章郎 ,  杉田 龍二 ,  村田 明夫 ,  楠本 修 ,  横山 和夫
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 東島 隆治 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-085459
公開番号（公開出願番号）：特開平9-282656
出願日： 1996年04月08日
公開日（公表日）： 1997年10月31日
要約：

【要約】【課題】 軟磁性層の磁化困難軸を記録再生時の記録媒体の走行方向に配向し、記録再生特性及び表面の平滑性に優れた二層垂直磁気記録媒体を簡単な工程で製造するとともにそれを用いた磁気記録再生装置を得ること。【解決手段】 垂直磁気記録層を形成した後に熱と磁場を印加して軟磁性層の磁化困難軸を記録再生時の基板の走行方向に配向させる。また、透明な非磁性基板上にアモルファスからなる軟磁性層を設けその上に垂直磁気記録層を形成した後に非磁性基板側からレーザーを照射し、アモルファス材料膜の一部を結晶化させる。磁気ヘッドは、磁気記録媒体と閉磁路を形成する軟磁性薄膜の磁心と磁性ヨークとからなり、信号記録再生用の巻線とインピーダンスの変化を検知するための巻線を有する。磁気記録再生装置は、上記二層垂直磁気記録媒体と磁気ヘッドを用い、アモルファス材料膜の結晶化部分をサーボ制御に用いる。

請求項（抜粋）：

非磁性の基板上に、磁性薄膜からなる低保磁力磁性層と層の面に垂直な方向に磁化容易軸を有する垂直磁気記録層とを順次形成してなる磁気記録媒体において、前記垂直磁気記録層を形成した後に前記の低保持力磁性層に熱と磁場を印加することにより、低保磁力磁性層に面内磁気異方性を生じさせ、その磁化困難軸を記録再生時の基板の走行方向に配向させた垂直磁気記録媒体。

IPC (4件)：

G11B 5/85 ,  G11B 5/02 ,  G11B 5/66 ,  G11B 5/82

FI (4件)：

G11B 5/85 Z ,  G11B 5/02 B ,  G11B 5/66 ,  G11B 5/82