特許
J-GLOBAL ID:200903037308670062

超音波ドプラ診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-018831
公開番号(公開出願番号):特開平5-212032
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 複数の速度演算方式を適宜選択して、一定の速度計測精度を維持しつつ、折り返し現象を回避する。【構成】 第1速度演算器30は、複素信号の自己相関によって、生体内運動反射体の速度及び速度の分散値を演算する。第2速度演算器32は、複素信号の自己相関によって自己相関信号を求め、さらにその自己相関信号の共役積又は複素積から運動反射体の速度を演算する。判定器34は、切替器38をコントロールし、運動反射体の速度が所定の範囲外で、かつ速度の分散値が所定の範囲内にある場合に、第2速度演算器の出力を選択し、それ以外の場合には第1速度演算器の出力を選択する。
請求項(抜粋):
超音波パルスを生体内に送波し、生体内の運動反射体にてドプラシフトを受けた反射波を受波して得られた受信信号から前記運動反射体の速度を計測する超音波ドプラ診断装置において、互いに90度位相の異なる参照信号をそれぞれ別個に前記受信信号に混合して、受信信号を複素信号に変換する複素信号変換器と、前記複素信号の自己相関によって前記運動反射体の速度を演算する演算器であって、有効な速度計測範囲が第1速度計測範囲である第1速度演算器と、前記複素信号の自己相関によって自己相関信号を求め、さらにその自己相関信号の共役積又は複素積から前記運動反射体の速度を演算する演算器であって、前記第1速度計測範囲より拡大された第2速度計測範囲を有する第2速度演算器と、前記第1速度演算器からの速度信号を受け入れて、前記運動反射体の速度が前記第1速度計測範囲外にある場合に前記第2速度演算器を選択し、前記運動反射体の速度が前記第1速度計測範囲内にある場合に前記第1速度演算器を選択する選択回路と、を含むことを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G01P 5/00

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