特許
J-GLOBAL ID:200903037308975688

ニューラルネットによる事後確率推定のための教師信号生成方法及びニューラルネットによる事後確率推定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187923
公開番号(公開出願番号):特開平10-031658
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 ニューラルネットにより事後確率を推定する際、少数サンプルでも信頼性の高い教師信号を生成する。【解決手段】 事後確率推定システムは教師信号生成処理部100、学習処理部200、事後確率推定処理部300、入力部400及び出力部500からなる。これの教師信号生成処理部100を、学習ベクトルの各々に対し、着目学習ベクトルから他の学習ベクトルまでの距離を算出する距離算出部110、着目ベクトルを含むK個の近傍学習ベクトルを選択するK近傍選択部120、選択された学習ベクトルのクラスラベルを各クラス毎に投票し、該投票結果に基づいて学習ベクトルの教師信号を異なるKの値に対して各々生成するクラスラベル投票部130、これらの重み平均値を着目学習ベクトルの教師信号とする平均値算出部140で構成する。
請求項(抜粋):
各々に帰属クラスを示すクラスラベルが付与された有限個の学習ベクトルが与えられている時、前記学習ベクトルの教師信号として、前記クラスラベルを基に教師信号を生成する教師信号生成工程と、前記有限個の学習ベクトルとその各々に対応する前記教師信号との写像関係を多層ニューラルネットを用いて学習する学習工程と、任意の入力ベクトルの事後確率を前記学習後のニューラルネットの出力として推定する事後確率推定工程とから成る、ニューラルネットによる事後確率推定方法において、前記教師信号生成工程は、前記学習ベクトルのクラスラベルだけでなく、近傍の他の学習ベクトルのクラスラベルを用いて教師信号を生成することを特徴とする、ニューラルネットによる事後確率推定のための教師信号生成方法。

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